このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000222620
提供館
(Library)
長野市立長野図書館 (2310222)管理番号
(Control number)
長野市立長野-16-039
事例作成日
(Creation date)
2017年01月11日登録日時
(Registration date)
2017年09月30日 16時53分更新日時
(Last update)
2017年12月06日 14時56分
質問
(Question)
落合一族について
①1100年代後半に佐久の落合城を築城した落合兼行の一族に関する資料
②1200年代から1500年代まで善光寺西北の芋井地区にある葛山近辺に居住した落合一族に関する資料
③その落合一族から分家した葛山地区居住の香坂氏に関する資料
回答
(Answer)
①1100年代後半に佐久の落合城を築城した落合兼行の一族に関する資料

落合城や落合五郎兼行、落合氏などに関しては、
【1】『佐久市志 歴史編 2』p197-199(佐久滋野諸族の水内郡移住)
【2】『南佐久郡誌 古代・中世編』p473-475(落合五郎兼行の館跡)
【3】『定本 佐久の城』p92(落合館)
【4】『縄張図・断面図・鳥瞰図で見る信濃の山城と館 第1巻』p174-175(落合城(神明城・竜香山城))
などに記載がありました。


②1200年代から1500年代まで善光寺西北の芋井地区にある葛山近辺に居住した落合一族に関する資料

【5】『葛山落合神社』p74-77に「葛山落合神社と落合氏」、p78-83に「落合家と松参寺のゆかり」などの項目があります。
【6】雑誌『長野 12号』p1-19に、小林計一郎/著「葛山衆 -ある戦国小武士団の歴史-」の掲載があります。葛山衆の中心は落合氏であり、葛山衆はほとんど落合氏の一族だったようです。
【7】『芋井村誌』p284-287に郷社葛山落合神社の項があり、「建武年間落合氏当地ノ領主トナルヤ社号ヲ葛山落合神社ト改メ、本領ヲ葛山郷ト称シ本神社又郷中産土神ノ惣社トシテ深ク崇敬セリ。」などという文があります。(【5】によると、神社所蔵文書によれば葛山落合神社という社号は正式には寛政6年(1794)に改められたとされており、【6】によると、葛山落合神社という社号は明治以後に新しくつけられたものだとしています。)

①②落合一族については、
【8】『長野県歴史人物大事典』p165-166「落合氏」
【9】『角川日本姓氏歴史人物大辞典 20 長野県姓氏歴史人物大辞典』p714-715「落合」
に掲載がありました。


③その落合一族から分家した葛山地区居住の香坂氏に関する資料

落合一族から分家した香坂氏を見つけることができませんでしたが、承久の乱後の新補地頭として西山郷へ移住してきた佐久の滋野系の豪族の中に、落合氏と並んで香坂氏がおりました。香坂氏は、更級郡牧野島(信州新町)に移ったといわれています。
香坂氏については、
【1】『佐久市志 歴史編 2』p185-187(香坂氏の移住)
【8】『長野県歴史人物大事典』p269(香坂氏)
【9】『角川日本姓氏歴史人物大辞典 20 長野県姓氏歴史人物大辞典』p762(香坂・高坂)
【10】『信州新町史 上巻』p395-400(香坂氏)
などに記載があります。

また、この香坂氏と同じかどうかは不明なのですが、【6】によると、
①信濃史料十五ノ七六にある「信濃國道者之御祓くばり日記」の葛山衆の記載の中に「江本太郎左衛門」という名前があり、「江本はのちの史料によって香坂氏であることがあきらかであり、あるいはこの地にいた落合宗家の没落後、ここへ移ったのかとも思われる」(p10-11)
②p14-15「文禄三年定納員数目録(上杉家の文書)」に列記されている葛山衆の中に春日・上坂(香坂)・三段崎(日下野)・大日方など、土尻川・犀川峡谷地方の地士が入っており、「上坂太郎左衛門は江本ともいい、天正九年の「御祓くばり日記」によると、茂菅の横棚に住んでいたらしいから、葛山衆に入るのは当然として、春日・大日方はあきらかに土尻川峡谷の地士であり、そのほか、いままで葛山衆の内には出てこなかった姓がいくつも見えている。同心級の人が独立したのか、あるいは他から加わったのか、ともかく、いままで純然たる地縁的結合の武士団だったものが、上杉藩士のグループとして再編成されてきているという感が強い。」
などという記載があります。

牧野島に移った香坂氏の中から葛山に移ったものがいたのか、落合氏の中から分家したのかは定かではありませんが、葛山衆の中に香坂氏がいたことはあったようです。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
中部地方  (215)
日本の建築  (521)
参考資料
(Reference materials)
【1】『佐久市志 歴史編 2』佐久市志編纂委員会/編纂 佐久市志刊行会 1993 <N223サ>
【2】『南佐久郡誌 古代・中世編』南佐久郡誌編纂委員会/編集 南佐久郡誌刊行会 1985 <N223ミ>
【3】『定本 佐久の城』井出 正義/〔ほか〕編集 郷土出版社 1997 <N521テ>
【4】『縄張図・断面図・鳥瞰図で見る信濃の山城と館 第1巻』宮坂 武男/著 戎光祥出版 2012 <N521ミ1>
【5】『葛山落合神社』葛山落合神社記念大祭実行委員会 1987 <N174カ>
【6】雑誌『長野 第12号 67の2』長野郷土史研究会 1967 (当館では『長野 第11号~第16号(昭和42年)』<N050ナ67>として合本復刻版あり)
【7】『芋井村誌』旧芋井村 1957 <N213イ>
【8】『長野県歴史人物大事典』赤羽 篤/〔ほか〕編 郷土出版社 1989 <N283ナ>
【9】『角川日本姓氏歴史人物大辞典 20 長野県姓氏歴史人物大辞典』角川書店 1996 <N283ナ>
【10】『信州新町史 上巻』信州新町教育委員会信州新町史編さん委員会 信州新町 1979 <N212シ1>
キーワード
(Keywords)
長野市
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
登録番号
(Registration number)
1000222620解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!