・導入事例《自治体関連》町営風力発電所(高知県・檮原町) (新エネルギーパートナーシップ(NEPS)HP)
http://neps.nef.or.jp/case_02_yusuhara.htmlに次のような情報あり。
「Q:新エネルギーの中でも風力発電を導入した理由は?
中越(※高知県梼原町 中越武義町長):やはり条件に恵まれていたことがいちばんですね。まず、風況が良いこと。1年かけて風況調査を行いました。風車は、風速およそ3mから発電をはじめることができるのですが、梼原では年平均風速が7.2mあり、これは北海道の苫前町などに次ぐ風況の良さといわれています。次に、建設予定地に道がついていたこと。これは放牧用の牧道として整備されたものなのですが、道路建設からはじめるとなると莫大な費用がかかってしまいます。このような山間部の場合は特に、巨大な機器や資材を運搬可能な道路があるかどうかが重要になります。あとは送電線です。送電設備が近くにあることが望ましいのですが、その設備がなかったので、四国電力に設置していただき、その事業費分を負担しました。風力で発電した電力は四国電力に買っていただいています。その収益が年間3500万円前後あります。」
(所蔵資料)
①雲の上の町ゆすはら(町勢要覧)(2918/Y6)
※14、15頁に写真と説明あるが「・・・・四国カルストの風を利用して風車を回し・・・」で一般的な説明のみ。
②低炭素都市(5188/O28/2)
※「高知県梼原町(高橋輝一/著,大西隆/著)」あり。
③風力発電入門(5436/S1/2)
28、29頁「梼原町町長中越武義氏「風をおこし、町をおこす」というメッセージが収録されている。