レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2002年04月26日
- 登録日時
- 2010/12/01 15:30
- 更新日時
- 2018/02/23 16:12
- 管理番号
- 00821福岡
- 質問
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未解決
博多一本締め、または祝い締めの由来と合いの手の言葉が知りたい。
- 回答
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『博多の絵日記』(プランニング秀巧社/1995年/Q291.9エ/110115490)
16p:固めの手一本から抜粋
「いよー、シャン、シャン。ま一つしょ、シャン。シャン。よーと三度、シャン、シャン、シャン。」
『ふるさと歳時記』(拡大本の会/1995年/Q382.1フ/110113461)
34~37p:手一本と博多祝い唄から抜粋
「まず「よー」でチョンチョンと拍手。次に「ま一つ」(しょをつけても可)でチョンチョン。最後は「祝うて三度」チョチョンガチョン。終わったら黙って一例するのが正式である。」
『博多ものしり読本』(日本電信電話/1985年/Q291.9ハ/110041266)
50~51p:博多のしきたり 手一本から抜粋
行事や宴会などの無事終了約束成立などを表します。
「よおーっ シャン シャン まひとつしょ シャン シャン よおーと さんど シャシャン シャン」
よおーと=博多弁で念入りに、または「祝うて」の意とも言う。
『福岡県百科事典㊤』(西日本新聞社/1982年/Q291.9フ/110045770)
158p:祝い目出度(いわいめでた)より抜粋
祝い目出度が終われば、一人が音頭をとり一同「ヨーイシャンシャン(拍手)まひとつしょシャンシャン ヨート三度でシャンシャンがシャン おめでとうございます」で解散するのが普通である。
由来の記述はいずれもなし。
(2010.12追記)
福岡県立図書館HP郷土雑誌記事索引<手一本>で検索すると2件ヒット。
江頭光の「固めの手一本」は『博多の絵日記』と同じ記事か。
もう1件の記事は、
記事名:拍手と手一本
著者名:長谷川法世
雑誌名:ぐらんざ2007年4月89号(県立禁帯)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 風俗史.民俗誌.民族誌 (382 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 博多手一本
- 博多一本締め
- 博多祝い唄
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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00431でも同様のレファレンスあり。その際は
『博多・山笠げなげな読本』(プランニング秀巧社/1994年/386.1ハ/110177292) p62
『博多祇園山笠』(海鳥社/1995年/Q386.1ス/112103643) p145 をご案内。
ほかにも福岡市HPでも簡単な説明あり。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000074616