レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年09月01日
- 登録日時
- 2016/11/18 10:34
- 更新日時
- 2016/11/18 10:34
- 管理番号
- いわき総合-一般299
- 質問
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解決
徳川家康の遺訓「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」が記載されている本が見たい。徳川家康の伝記書は確認したが載っていなかった。
- 回答
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データベース「ジャパンナレッジ」で「人の一生は」を全文検索すると、『日本国語大辞典』で次のとおりヒット。
「東照公遺訓〔江戸末〕「人の一生は重荷を負て遠き道をゆくがごとし。いそぐべからず」
"【重荷】", 日本国語大辞典, JapanKnowledge, (参照 2016-11-02)
これより、「東照宮遺訓」に書いてあることがわかったので、愛知県図書館の「貴重和本デジタルライブラリー」で検索すると「東照宮御遺訓(とうしょうぐうごゆいくん)」があり、参考文献が紹介してあった。https://websv.aichi-pref-library.jp/wahon/detail/140.html [最終アクセス2016.11.2]
そのなかの『江戸時代の古文書を読む 家康・秀忠・家光』(東京堂出版 2012)を所蔵していたので、こちらを提供した。
※「人の一生は~」は徳川家康の遺訓として知られるが、これは徳川光圀作として伝聞されていた「人のいましめ」の教訓文を、後世一部改め「東照宮御遺訓」と改題して流布させたものなので(『江戸時代の古文書を読む』より)、伝記などには記載されていないのかもしれません。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 【資料①】データベース「ジャパンナレッジ」
- 【資料②】Web「愛知県図書館 貴重和本デジタルライブラリー」
- 【資料③】『江戸時代の古文書を読む 家康・秀忠・家光』[SS/210.5/エ・1114236654]
- キーワード
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- 徳川家康
- 遺訓
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000199994