レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年9月28日
- 登録日時
- 2018/09/28 11:05
- 更新日時
- 2020/10/16 09:44
- 管理番号
- 1967
- 質問
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解決
佐伯泰英作品以外にも時代物を読みたいが、たくさんあって迷うので、何か面白そうな本を教えてほしい。
- 回答
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①『浪花ふらふら謎草紙』岡篠名桜/著 集英社 2013年
②『消えたろくろっ首』飯島一次/著 双葉社 2016年
③『おらんだ忍者(しのび)・医師了潤』浮穴みみ/著 中央公論新社 2017年
- 回答プロセス
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・捕物帖、人情物、怪談など、ジャンルは問わない
・男性作家でも女性作家でも、どちらでもよい
・待ち時間などに読みたいので、持ち運びやすい文庫本がよい
とのこと。
佐伯作品を読んでこられたので、今度は真逆の、主人公が若い女性(女性が活躍する)の作品をおすすめすることにした。(若しくは、あまり時代物を読んでいない人でも面白く読めそうなもの)
①江戸時代の大坂が舞台。主人公は旅籠の看板娘であり、名所案内役を務める。仕事の中で遭遇した様々な
謎を、幼馴染である同心と共に解いていく。作者が大阪出身なので、登場人物たちの大坂ことばも読みやすい。
②主人公は呉服商の箱入り娘。美貌で「室町小町」と名高い。家に引きこもりがちだが、捕物好きで、
巷の謎を解くためなら外へ出て行き、独自の推理で解決していく。テンポがよいので、2時間ドラマの時代劇のよう。
③主人公は伊賀忍者の末裔。忍者であることを隠し、町医者として江戸で暮らしている。「三度の飯より死体が好き」だという変わり者の主人公や、共に暮らす「くノ一」である従妹、忍びの術を使える美人助手、ちょっとお間抜けな同心など、登場人物たちのキャラクター設定が面白い。
- 事前調査事項
- NDC
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- 小説.物語 (913 10版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- ※3冊ともシリーズ物の第1巻
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000243020