レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年06月30日
- 登録日時
- 2012/11/01 14:04
- 更新日時
- 2012/12/05 11:05
- 管理番号
- 伊万里市民-2012-19
- 質問
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解決
江戸時代の「江戸煩(わずらい)」という病気の流行は日本人の主食の変遷と関係があるらしいと聞いたがどういうことか知りたい。
- 回答
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江戸煩いとは脚気のこと。(大辞泉より)
白米食が脚気の原因であり(国史大辞典より)米糖中にこれを予防する成分が含まれていた。
江戸時代には都市部で米を主食とするようになり、そのため大流行した。
- 回答プロセス
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「江戸わずらい」をジャパンナレッジで検索。脚気のことを指すことがわかった。そこで、「脚気」を調べると「脚気とビタミン」の項目に白米摂取との関係が記載されていた。
また、国史大辞典にも記載あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 衣食住の習俗 (383 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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- 『コメを選んだ日本の歴史』(原田信男著/文藝春秋/2006)
- 『講座食の文化 第2巻』(農山漁村文化協会/1999)
- 『全集日本の食文化 第3巻』(雄山閣出版/1998)
- 『日本大百科全書 5 かく‐かる』(小学館/1985)
- キーワード
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- 脚気
- 白米
- 食文化
- 江戸時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- データベースであらかたの調査をし、その後食文化の変遷について参考文献を紹介した。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000113250