レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年11月15日
- 登録日時
- 2020/03/04 17:48
- 更新日時
- 2020/03/06 16:44
- 管理番号
- 0000110825
- 質問
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解決
明治34-35(1901-1902)年ころの県内の電話の普及状況について、特に、神戸から山口の連絡手段として使える状態であったか知りたい。
- 回答
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下記資料1によると、明治37年(1904年)7月の防長新聞記事から、岡山ー下関間に長距離の電話線を通す工事を行っているとの記録が確認できる。(長崎ー東京間の長距離電話線架設工事を実施しており、この段階で既に神戸以東、長崎ー門司は通じている様子)
そのため、明治34・5年段階では神戸ー山口間の電話は通じなかったものと推測される。
また、資料2によると、山口県で初めて電話交換が始まったのは下関で、明治32年(1899年)。電報・郵便はそれ以前から取り扱いが始まっている。
郵便局の開設状況については資料3が詳しい。局ごとに略歴がついている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 近畿地方 (216 9版)
- 通信事業史.事情 (692 9版)
- 参考資料
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1.山口県 編 , 山口県. 山口県史 史料編 近代 4. 山口県, 2003.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004062925-00 (p1077-1078「岡山・下関間の電話線架設工事状況」) -
2.日本電信電話公社山口電気通信部 [編] , 日本電信電話公社山口電気通信部. 山口県の電信電話 '76. 日本電信電話公社山口電気通信部, 1976.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I060664783-00 (p24「電信電話のあゆみ」) -
3.高岸年夫, 岡藤政人 編 , 高岸, 年夫 , 岡藤, 政人. 山口県内の郵便局の変遷 : 明治・大正時代. 高岸年夫, 2004.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007330433-00
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1.山口県 編 , 山口県. 山口県史 史料編 近代 4. 山口県, 2003.
- キーワード
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- 電話
- 電話網
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000275392