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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼浦-2009-073
事例作成日
(Creation date)
2009/11/01登録日時
(Registration date)
2010年06月17日 02時01分更新日時
(Last update)
2010年07月21日 09時33分
質問
(Question)
武蔵知県事であった山田政則について、知県事に任命される前と解任後のことが知りたい。
※山田政則:1868(明治元)年6月19日に任命され、在任6ヶ月で免ぜられる。
回答
(Answer)
武蔵知県事に任命される前の情報については、忍藩士としてその名がでてくるのみで、詳しく書かれた資料を見つけることはできなかった。また、知県事解任後について埼玉関係資料では、『埼玉人物事典』以外に見つけることはできなかった。
武蔵知県事であった山田政則について、その名が見られる以下の資料を紹介する。

『埼玉人物事典』(埼玉県教育委員会編 埼玉県 1998)
p821「山田政則」の項によると、「天保5(1834)-不詳 武蔵知県事。忍藩小姓、目付、馬廻、納戸、馬廻与頭に任ぜられ(中略)。明治1年(1868)6月19日武蔵知県事に任命された。領地は武蔵国内11郡内の没収された旧幕府直轄地及び旗本知行地で、3人の知県事が置かれたが、その一人。在任6か月で免ぜられ、代わって蝦夷地開拓大主典に任ぜられ北海道に渡った。晩年は東京市深川区(江東区)洲崎で暮らした。」とある。

『埼玉大百科事典 5』(埼玉新聞社 1975)
p95「武蔵知県事」の項に、「山田一太夫」の名が見られる。忍藩時代の記述は特になし。
p163「山田一太夫政則」の項によると、「政則は忍藩士からこのとき抜てきされたが在任はわずか六か月間で(以下略)」とある。その他は概ね上記資料の内容と同じ。

『新編埼玉県史 通史編5 近代』(埼玉県編 埼玉県 1988)
p32「武蔵知県事任命表(慶応4年)」の表に、「山田一太夫政則(忍士)」の名が見られる。
p33「代官大竹の支配地は武蔵知県事山田を通じ、のち大宮県(浦和県)支配地となる。」とある。
p37、p39に「山田一太夫」の名が見られるのみ。

『埼玉県史料叢書 5 埼玉県史料』(埼玉県教育委員会編 埼玉県 2001)
p301-315「大宮県職員県治概記」に、「慶応四戊辰年六月十九日任知県事 忍藩士 山田一太夫」とある。
p319「浦和県原因沿革概記」に、「維新の際、慶応四戊辰年六月十九日山田一太夫 武州忍藩士 ヲシテ武蔵国知県事ニ任シ 一太夫履歴書ニ拠ル」とある。
※なお「浦和県原因沿革概記」は、『新編埼玉県史 資料編19 近代・現代1』にも集録されている。

『埼玉県行政史 1』(埼玉県 1989)
p4「忍藩士山田一太夫」の名が見られる。また「これら新県の知県事には、(中略)幕末から維新にかけて国事に奔走した諸藩の志士が登用された。」とある。

『埼玉苗字辞典 4』(茂木和平著 茂木和平 2008)
p8074「明治4年忍藩士族名簿に(中略)百石・山田一太夫」とある。
『松平家四百年の歩み』(大沢俊吉著 恒文社 1985)
p295史料篇士族名簿に「山田一太夫 百石」とある。

『東京市史稿 市街篇49』(東京都 1960)
p201「附記、二」に、「武蔵国知県事」として「山田政則履歴書」が集録されている。ただし、この履歴書は知県事を任命されたときの石高等を記したもので、任命以前のことについては触れていない。また、「山田政則履歴書」は「復古記所収」となっている。

『人物レファレンス事典 郷土人物編 そ~ん』(日外アソシエーツ編集部編 日外アソシエーツ 2008)
p2685「山田政則」に、「別名山田一太夫政則(やまだいちだゆうまさのり)。江戸時代後期・末期の武士、官吏。」とある。

『講談社日本人名大辞典』(上田正昭〔ほか〕監修 講談社 2001)
p1981「山田政則」の項に、「(1834-?)幕末-明治時代の武士、官吏。天保5年生まれ。武蔵忍藩(埼玉県)藩士。慶応4年3人の武蔵知県事のひとりとなり、旧幕府直轄地、旗本知行地のうちの33万5000石余を担当したが、翌年解任された。通称は一太夫」とある。

『維新史料綱要 10』(東京大学出版会 1984)
p6 明治2年正月10日に「武蔵知県事山田市郎左衛門(政則○忍藩士)ヲ罷メ、並事出仕宮原中務(忠英○上士)ヲ以テ之ニ代フ。」とある。
回答プロセス
(Answering process)
埼玉県の近代関係資料、人名辞典類を調査した。また質問者より、忍藩士時代は代官であったとの情報があったため、代官事典等を調査したが、その名を確認することはできなかった。

【調査済み資料】
『江戸幕府代官履歴辞典』(西沢淳男編 岩田書院 2001)
『江戸幕臣人名事典』(熊井保編 新人物往来社 1997)
『日本近世人名辞典』(竹内誠編 深井雅海編 吉川弘文館 2005)
『明治人名辞典 下巻』(日本図書センター 1988)
『明治人名辞典 2 下巻』(日本現今人名辞典発行所著 日本図書センター 1988)
『明治人名辞典 3 下巻』(日本図書センター 1994)
『三百藩家臣人名事典 3』(家臣人名事典編纂委員会編 新人物往来社 1988)
『日本史籍協会叢書 175、176』(東京大学出版会 1973)
『行田市史 下巻』(行田市 1964)
『行田歴史散歩』(大井立夫設計工房 2005)
『郷土の勇士と偉人たち』(大井立夫設計工房 2006)
『幕末の忍藩』(行田市郷土博物館 2004)
『幕末維新埼玉人物列伝』(小高旭之 さきたま出版会 2008)
『埼玉県人物誌 上・中・下』(埼玉県立文化会館 1963)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
関東地方  (213 9版)
貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション  (090 9版)
参考資料
(Reference materials)
『埼玉人物事典』(埼玉県教育委員会編 埼玉県 1998)
『埼玉大百科事典 5』(埼玉新聞社 1975)
『新編埼玉県史 通史編 5』(埼玉県編 埼玉県 1988)
『埼玉県史料叢書 5』(埼玉県教育委員会編 埼玉県 2001)
『埼玉県行政史 1』(埼玉県 1989)
『埼玉苗字辞典 4』(茂木和平著 茂木和平 2008)
『松平家四百年の歩み』(大沢俊吉著 恒文社 1985)
『東京市史稿 市街篇49』(東京都 1960)
『人物レファレンス事典 郷土人物編』(日外アソシエーツ編集部編 日外アソシエーツ 2008)
『講談社日本人名大辞典』(上田正昭〔ほか〕監修 講談社 2001)
『維新史料綱要 10』(東京大学出版会 1984)
キーワード
(Keywords)
山田 政則(ヤマダ マサノリ)
武蔵知県事
郷土資料
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000067919解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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