レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/08/29
- 登録日時
- 2007/11/21 02:11
- 更新日時
- 2007/11/21 02:11
- 管理番号
- 福島地域0112
- 質問
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解決
「退閑雑記」松平定信/著(八尾書店,1893)“序”の前頁部分に印が2つ押してあり、人の名前が書いてあるようだが、誰の署名か?
- 回答
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海舟勝安芳と読める。勝海舟のこと。
- 回答プロセス
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「退閑雑記」は、翻刻されたものが他にもいくつかあるが、いずれも質問箇所の翻刻は無(「続日本随筆大成 6」p14、「日本随筆全集 第14卷」(質問箇所の掲載無)、「江戸随想集(古典日本文学全集 35)」(質問箇所の掲載無)、「福島県史料集成 第5輯」(質問箇所の掲載無)、「松平定信退閑雑記(福島県立図書館叢書 第6輯)」(質問箇所の掲載無))。くずし字の形から勝海舟ではないかと当たりをつけ、「国史大辞典」を確認。勝海舟の印の中に「退閑雑記」署名の印と酷似したもの有。署名部分冒頭に“壬辰之仲春題”とあることから、明治25年(1892)のものと思われる。
- 事前調査事項
- NDC
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- 書.書道 (728 9版)
- 参考資料
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国史大辞典 第3巻
(p379。当館請求記号、資料番号は、210.03/K17/3、300807880
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国史大辞典 第3巻
(p379。当館請求記号、資料番号は、210.03/K17/3、300807880
- キーワード
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- タイカン ザッキ
- 退閑雑記
- カツ カイシュウ
- 勝海舟
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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原文はくずし字。
- 調査種別
- その他
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000039637