レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年6月16日
- 登録日時
- 2012/07/13 16:47
- 更新日時
- 2018/08/31 19:16
- 管理番号
- 県立I2012-29
- 質問
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解決
備前焼の陶印を調べている。(陶印は判明しているが、作家の名前が不明。)
- 回答
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※ 高知県立図書館・高知市民図書館合築に伴い、資料に関する情報が現在の情報とは異なる場合があります。 ※
備前焼の陶印に関する資料で、当館所蔵のものに詳しいものは見当たらなかった。
岡山県立図書館所蔵の『備前陶印集成』『伊部焼陶印集』をご紹介した。
(※伊部焼は備前焼の異名)
- 回答プロセス
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(1)本館のOPACで調べる
→キーワードに「備前焼」と入れて検索すると、『備前焼(NHK美の壷)』などがヒットした
→紹介したら、以前見たが、知りたい内容は載っていなかったとおっしゃっていた。
→さらに751の棚を一通りご覧になられたが、知りたかった内容が載っていなかったということ。
→参考文献に記載した関連する所蔵本を念のため調査するが、陶印について詳しい情報は見当たらず。
(2)国立国会図書館リサーチナビで調べる
→以前どこかでご覧になられた昭和の初めの出版社の本には載っていたとおっしゃったので、キーワードに「備前焼 陶印」と入力して検索。
→『備前焼読本』が1938年の出版だということが判明。そこで、以前ご覧になった本は『備前焼読本』ではなかろうかと推測。ちなみに、その本は岡山県立図書館に所蔵があることを確認した。近代デジタルライブラリーにも登録があるが、国立国会図書館内のみでの閲覧制限。
(3)レファレンス協同データベースで調べる
→岡山県立図書館のレファレンス事例として、備前焼の陶印について書かれた資料として、 『伊部焼陶印集』 『備前陶印集成』の2冊が紹介されていた。
(https://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000021240)
→ご紹介するが、「急いでいる」とのことで、調査はここまでで打ち切りとなった。
- 事前調査事項
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本館所蔵の『やきもの大百科2 西日本編』、『備前(日本の陶磁6)』、『備前(日本陶磁全集10)』の3冊を閲覧済み。『備前焼(NHK美の壷)』も以前ご覧になったとのこと。
- NDC
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- 陶磁工芸 (751 9版)
- 参考資料
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- 『備前陶印集成』(新田文雄/著 郷土史研究会 1997)(所蔵なし)
- 『伊部焼陶印集』(桂又三郎/著 文献書房 1937)(所蔵なし)
- 『備前焼読本』(桂又三郎 著 文献叢房 1938)(所蔵なし)
- 『備前焼』(NHK「美の壺」制作班/編 日本放送出版協会 2008)(751.1 自館ID1105491391)
- 『とことん備前 やきもの魅せられて』(黒田草臣/著 光芸出版 1996)(751.3/K 自館ID1101203428)
- 『備前・萩やきもの紀行』 (主婦と生活社 1996)(751.3/B 自館ID1101301982)
- 『日本の郷土産業 5』 (日本地域社会研究所/編 新人物往来社 1975)(608/N 自館ID1100385002)
- 『陶芸名品集成 人間国宝の技と美 1』 (大滝幹夫/責任編集 講談社 2003)(751.1 自館ID1104546518)
- 『角川日本陶磁大辞典』 (矢部 良明/編集代表 角川書店 2002)(R/751.1 自館ID1104350630)
- 『やきもの大百科2 西日本編』(ぎょうせい 1990)(751/Y 自館ID1101359493)
- 『日本の陶磁6 備前 原色愛蔵版』(林屋 晴三/責任編集 中央公論社 1979)(751/N 自館ID1101359139)
- 『日本陶磁全集10 備前』(佐藤雅彦/〔ほか〕編集 中央公論社 1977)(751/N 自館ID1100600723)
- キーワード
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- 備前焼
- 伊部焼
- 岡山県
- 陶磁
- やきもの
- 陶芸
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000108550