レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/05/25
- 登録日時
- 2010/04/15 02:00
- 更新日時
- 2010/08/09 13:12
- 管理番号
- 長野市立長野-09-002
- 質問
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解決
善光寺御開帳回向柱に書かれた梵字は何と書かれているか。
- 回答
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五大の種子とよばれる、胎蔵の大日如来を「空(キャ)、風(カ)、火(ラ)、水(バ)、地(ア)」の五つの梵字で表したものが、四つの面で構成されている。正面には阿弥陀三尊の種子を表す梵字も書かれている。
『梵字でみる密教』p58-59、134に、その意味、読み方が書かれている。
- 回答プロセス
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善光寺御開帳ホームページの信毎御開帳関連ニュースに「仏教で宇宙の構成要素とされる「空」「風」「火」「水」「地」を表す梵字や前立本尊の厨子(ずし)を開けることを知らせる漢字を正面に大きな筆でゆっくりと書いた。」とある。
http://www.gokaicho.com/news/data/20090401_000116.php (最終確認:2010年4月12日)
『信州善光寺案内』p106にも「五輪塔をかたどった刻みがあり、これは「空・風・火・水・地」を表しています。」とある。
『梵字でみる密教』p58-59に回向柱正面の一番下の梵字と同じものがある。「阿弥陀三尊の種子」であることがわかる。p132-135に「五輪塔や塔婆の梵字」の項目あり。p134 図④に五輪塔の四面の梵字の読み方が記載されている。
- 事前調査事項
- NDC
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- その他の東洋の諸言語 (829)
- 参考資料
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- 『梵字でみる密教 その教え・意味・書き方』児玉 義隆/著 大法輪閣 2002.06 <829コ>
- 『信州善光寺案内』善光寺事務局/監修 しなのき書房 2009.04 <N181シ>
- キーワード
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- 長野県
- 長野市
- 仏教
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000065958