レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 所沢市立所沢図書館 (2310110) | 管理番号 (Control number) | 所沢新所-2019-003 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事例作成日 (Creation date) | 2016/10/04 | 登録日時 (Registration date) | 2019年06月27日 00時30分 | 更新日時 (Last update) | 2019年06月28日 09時40分 | |||||||
質問 (Question) | 南米の「アルティプラーノ」という場所について説明や写真が掲載されている資料を探している。 | |||||||||||
回答 (Answer) | 南米の「アルティプラーノ」(Altiplano)は、アルティプラノ、アルチプラノと表記されることもあり、「南アメリカ、ペルー南部からボリビアにかけてのアンデス山脈中に広がる高原。ボリビア高原ともいう」ようです。(参考:『日本大百科全書 1 』 )。 以下の資料に記載があります。 〇『世界地名大事典9』 竹内啓一/総編集 朝倉書店 2014年 〇『世界大百科事典 1』 平凡社 2007年 〇『コンサイス外国地名事典』 三省堂編修所/編 三省堂 1998年 〇『1001必ず見ておくべき世界の絶景』 マイケル・ブライト/著 昭文社 2007年 〇『ボリビアを知るための73章』 眞鍋周三/編著 明石書店 2013年 〇『日本大百科全書 1 』 小学館 1984年 〇『ラテンアメリカを知る事典』 大貫良夫/監修 平凡社 2013年 | |||||||||||
回答プロセス (Answering process) | 1.所蔵資料の内容確認 〇『世界地名大事典9』 竹内啓一/総編集 朝倉書店 2014年 p.77-78「アルティプラノ Altiplano」の項目あり。 「ボリビア高原 Bolivian Plateau(別称) 面積:130000㎢ 標高:3800-4200m 長さ:965km 幅:160km」 「南アメリカ、ペルー、ボリビア、チリにかけて広がる、標高4000m前後(3800~4200m)の高原地帯.アルティプラノとはスペイン語で高原を意味する.(以下省略)」との記載あり。 「アルティプラノ(ペルー~チリ)の向こうにそびえるサハマ山」の写真掲載あり。 〇『世界大百科事典 1』 平凡社 2007年 p.615「アルチプラノ」の項目に「ペルー南部、南緯15°付近からボリビアをへて、チリ、アルゼンチン、ボリビア3国国境(南緯23°付近)まで続くアンデス山脈中の高原。幅150~250km。標高350~4500m。海成の古生層およびそれを貫く花コウ岩よりなるオリエンタル山脈と、火山岩からなるオクシデンタル山脈に挟まれて分布する構造性盆地(凹陥地)である。北部には淡水のチチカカ湖があり、それから流れ出すデサグアデーロ川は出口のない塩湖ポーポ湖に注ぐ。ポーポ湖の南にはサラール・デ・コイパサ、サラール・デ・ウユニ塩原と呼ばれる大きな塩原(サラール)がある。(以下省略)」と記載あり。 〇『コンサイス外国地名事典』 三省堂編修所/編 三省堂 1998年 p.50「アルティプラノ」の項目に「ボリビアを中心としたアンデス山脈中のコルディエラ-セントラル山脈とコルディエラ-オクシデンタル山脈との間に広がるティティカカ湖からポーポー湖に至る高原地帯。【別称】ボリビア高原 Bolivian Plateau」「北はペルー南東部、南はチリ北部に及び、ウユニ塩地・コイパサ塩地が分布し、荒地が多いが、インカの遺跡から昔は豊かな土地であったと考えられる。周辺部は人口が多く、ペルーのプーノ、ボリビアのオルロ・ラーパスなどの都市がある。地名は〝高い台地″の意」と記載あり。 〇『1001必ず見ておくべき世界の絶景』 マイケル・ブライト/著 昭文社 2007年 索引で「アルティプラーノ」の項目に下記3件の記載あり。 p.248-249「アルティプラーノ」の記載あり。「緑の湖ラグナベルデとリカンカブール火山」の写真掲載あり。 p.250「赤の湖」について「ボリビアのアルティプラーノ南西部にある高地の湖」と記載あり。写真掲載あり。 p.255「チュンガラ湖」について「チリ北東部、アンデス・アルティプラーノ高原台地のはるか高みにある」と記載あり。写真掲載あり。 〇『ボリビアを知るための73章』 眞鍋周三/編著 明石書店 2013年 p.33-44「アルティプラノと山岳高地」の章に自然環境について記載あり。 p.45-49「ウユニ塩湖と南西部」の章に自然環境について記載あり。 p.46に「ウユニ塩湖玄関口コルチャニ村て見られる採塩作業」の写真あり。 △『世界地名語源辞典』 蟻川明男/著 古今書院 2003年 p.23「アルチプラノ」の項目に「[ペルー・ボリビア]Altiplano スペイン語で、Alti(高い)-plano(平野)/アンデス山脈中にある標高3600~4000m前後の高原。」と記載あり。 2.本館調査による追加資料 〇『日本大百科全書 1 』 小学館 1984年 p.787「アルティプラノ高原」(Altiplano)の項目あり。 「南アメリカ、ペルー南部からボリビアにかけてのアンデス山脈中に広がる高原。ボリビア高原ともいう。(中略)高原はいくつかの小盆地に分かれ、それぞれティティカカ湖、ポーポ湖、ウニユ湖などがある。(以下省略)」との記載あり。 〇『ラテンアメリカを知る事典』 大貫良夫/監修 平凡社 2013年 p.49「アルチプラノ(Altiplano)」の項目あり。 「ペルー南部、南緯15°付近からボリビアをへて、チリ、アルゼンチン、ボリビア3国国境まで続くアンデス山脈中の高原。幅150~250㎞、標高3500~4500m。海成の古生層およびそれを貫く花コウ岩よりなる東山系と、火山岩からなる西山系に挟まれて分布する構造性盆地(凹陥地)である。(以下省略)」との記載あり。 3.記載のなかった資料 ×『るるぶペルー』 JTBパブリッシング 2013年 アルティプラーノにある「チチカカ湖」についての記載はあるが、「アルティプラーノ」としての記載無し。 ×『地球の歩き方 B23』 地球の歩き方編集室/編集 ダイヤモンド社 2016年 アルティプラーノにある「ウユニ塩湖」についての記載はあるが、「アルティプラーノ」としての記載無し。 ×『ウユニ塩湖完全ガイド』 Only One Travel/著 ライツ社 2017年 「ウユニ塩湖」についての記載はあるが、「アルティプラーノ」としての記載無し。 ×『ペルーを知るための66章』 細谷広美/編著 明石書店 2012年 | |||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | ||||||||||||
NDC |
| |||||||||||
参考資料 (Reference materials) |
| |||||||||||
キーワード (Keywords) |
| |||||||||||
照会先 (Institution or person inquired for advice) | ||||||||||||
寄与者 (Contributor) | ||||||||||||
備考 (Notes) | ||||||||||||
調査種別 (Type of search) | 文献紹介 | 内容種別 (Type of subject) | その他 | 質問者区分 (Category of questioner) | 一般 | |||||||
登録番号 (Registration number) | 1000257835 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |