レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年07月03日
- 登録日時
- 2007/01/08 15:50
- 更新日時
- 2007/01/08 16:20
- 管理番号
- 市川20060701-03
- 質問
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解決
古代ハスを開花させた「大賀一郎(おおがいちろう)」に関する資料を見たい。千葉県の偉人を調べるという中学3年生の課題。
- 回答
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インターネットの検索エンジンGoogleで検索“大賀一郎”
「蓮文化研究会」のホームページhttp://www.estyle.ne.jp/lotus/ に『まぼろしの花がさいた』(くもん出版 1988)が紹介されている。但し、千葉県出身者ではないことが判明。
所蔵する資料では、以下の資料が参考になる。
『千葉県風土記』歴史と人物(大杉書店 1985)p117
『大賀ハス』(千葉市立郷土博物館 1988)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 被子植物 (479 8版)
- 参考資料
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『大賀ハス』(千葉市立郷土博物館 1988)
- 『千葉県風土記』歴史と人物(大杉書店 1985)
- 『まぼろしの花がさいた』(くもん出版 1988)
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『大賀ハス』(千葉市立郷土博物館 1988)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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大賀一郎。1883(明治16)年~1965昭和40年。岡山県吉備町出身。今から約2000年前のものといわれる大賀ハスは千葉県指定天然記念物で、指定名は「検見川の大賀蓮」。千葉市の花でもある。
既に南満州で一千年を経ている古代ハスの実を育成することに成功していた大賀一郎理学博士は、昭和26年千葉市にある東京大学検見川厚生農場(現、東京大学総合運動場)の泥断層にあった丸木舟とともに出土したハスの花托のことを耳にし、千葉県教育委員会・千葉市などの援助を得て3個のハスの実を発掘した。そのうち1個が順調に成長し、3個の蓮根を得ることができた。この蓮根がもとになって全国に配られ各国に広まった。発見の地には発掘碑が立っており、‘はすみ音頭’という唄も作られた。千葉県内での見どころは7月~8月の千葉公園。
以上、参考資料『千葉県風土記』『大賀ハス』より
- 調査種別
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000032744