レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/10/18
- 登録日時
- 2019/11/20 00:30
- 更新日時
- 2019/11/20 00:30
- 管理番号
- 牛久-1543
- 質問
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解決
「版築」という工法について知りたい。秦の始皇帝の時代の城の工法らしい。
- 回答
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『中国文化史大事典』(尾崎雄二郎/大修館書店/2013.5)の p1029~1030に「版築」についての解説あり。
この本によると「版築」とは、中国古代の城壁をはじめとする土壁一般の建築技術。
また、工法については、「版」字は「板」字に通じ、2枚の板を平行に向き合わせて並べた間に土を入れ、上から種々の工具でその土を徹底的に突き固める。固め終わると、2枚の板を上に持ち上げ、再びその間に土を入れ突き固める。という作業を繰り返すことによって土壁を建築する。
- 回答プロセス
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1. キーワード「秦の始皇帝」より、NDC「288~289」の棚をブラウジングするが記載なし。
2. 次に、「秦の始皇帝」時代の城の建築法ということなので、中国の歴史に関する参考資料の棚「R2--」をブラウジングし、次の資料にあたる。
・『中国文化史大事典』(尾崎雄二郎/大修館書店/2013.5)
→ p1029~1030に「版築」についての用語解説と工法あり。
中国古代において、城壁をはじめとする土壁一般の建築技術。「版」字は「板」字に通じ、2枚の板を平行に向き合わせて並べた間に土を入れ、上から種々の工具でその土を徹底的に突き固める。固め終わると、2枚の板を上に持ち上げ、再びその間に土を入れ突き固める。という作業を繰り返すことによって土壁を建築する。
- 事前調査事項
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「版築」は「秦の始皇帝」の時代の城の工法らしい。
- NDC
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- 中国 (222 10版)
- 参考資料
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- B10641412 中国文化史大事典 尾崎雄二郎/編集代表 大修館書店 2013.5 222 978-4-469-01284-2
- キーワード
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- 秦
- 版築
- 工法
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000265457