レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年9月6日
- 登録日時
- 2005/12/17 11:00
- 更新日時
- 2011/06/24 13:22
- 管理番号
- 福井県図-20050906
- 質問
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解決
信号機はなぜ、「赤・黄・青」の3色なのか。
- 回答
-
『雑学全書』の記述をまとめると、以下のようになる。
・色には、波長があり、この長さが長いほど人間はその色に気づきやすい。
・信号の、赤・黄・青の色は、いずれも波長が長く、遠くからでも見えやすい。
・特に赤は、色の波長が長く、また、視神経を強く刺激する色であるため注意を喚起する「止まれ」の信号に用いられた。
インターネット情報では、
南日本新聞「何でも質問隊」鹿児島県警察本部交通規制課理事官 橋元三千年さんの回答http://373news.com/nie/q&a/040424.htm(2005年12月17日確認)が最も詳しく、上記のことに加えて、
・昔は白もあったが、霧の中でも遠くに見える赤が選ばれた。
・色の性質をいうと、赤と黄色は目立つ色で、青や緑は落ち着く色。赤と反対の性質をもつ色は、青緑で、黄色は赤と青緑の中間にある色。
・信号については、「道路交通法施行令」という法律で定められている。
ということが記載されていた。
- 回答プロセス
-
1 自館OPACで、「信号」で検索する。
・『交通信号機のルーツを探れ』
・『いやでも物理が面白くなる なぜ信号はどの国でも赤なのか』
上記2冊には、簡単な記述しかなかった。
2 インターネットで調べると、南日本新聞のページに詳しい記載があった。
http://373news.com/nie/q&a/040424.htm(2005年12月17日確認)
3 ゆにかねっとで検索し、
『交通信号50年史』を、所蔵館の岡山県立図書館に、
『信号機なんでも読本』を、所蔵館の宮城県立図書館に内容確認してもらう。
どちらも、あまり詳しくないとのことだった。
【以下は、レファレンス協同データベースに記載するため再調査した結果です。】
4 レファレンス協同データベースを検索。(キーワード「信号」)
埼玉県立久喜図書館「埼久-1994-092」
質問:信号の色はなぜどうやって決められたのか が、載っていた。(参加館公開)
平凡社の百科事典や、交通関係の図書ではわからなかったため、交通博物館を紹介した。とあった。
念のため、当館所蔵の百科事典(小学館、平凡社)も見たが、久喜図書館の回答のとおり、歴史については詳細だが、なぜこの3色なのかがわかる記載ではなかった。
5 雑学の資料を書架で直接みる。
『雑学全書』に、色の波長にふれての記載があった。
【追記:香川県立図書館からの情報提供】
6 『子供にウケル謎解き雑学』坪内忠太/編著 新講社 2004 4-86081-034-1 p178に簡単な記述あり
7 『社会のなぞ』山下真一/著 草土文化 2006 4-7945-0933-2 p24・25に記述あり(子ども資料)
- 事前調査事項
- NDC
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- 交通史.事情 (682)
- 参考資料
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- 雑学全書 2000 光文社 (031/エンサ 1013615065)
- 世界大百科事典 平凡社
- キーワード
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- 交通信号
- 信号
- 色
- 信号機
- 照会先
- 寄与者
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- 岡山県立図書館
- 宮城県立図書館
- 埼玉県立久喜図書館
- 香川県立図書館
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000026860