レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年02月25日
- 登録日時
- 2016/03/06 15:44
- 更新日時
- 2016/10/08 11:20
- 管理番号
- 名古屋市鶴-2016-002
- 質問
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解決
第二次世界大戦中、鳴海にあった捕虜収容所について知りたい。
- 回答
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昭和18年(1943年)12月、愛知郡鳴海町に大阪俘虜収容所第11分所として設置されました。昭和20年(1945年)に名古屋俘虜収容所の第二分所になりました。
『緑区誌 区制50周年記念』(緑区制50周年記念事業実行委員会/編 緑区制50周年記念事業実行委員会 2014年)p345の年表、POW研究会のホームページ「日本国内の捕虜収容所」http://www.powresearch.jp/jp/archive/camplist/index.html#nagoyaに記述があります。
『大日本帝国内地俘虜収容所』(茶園義男/編・解説 不二出版 1986年)p19,26より、収容所の位置と収容人数、捕虜の国籍別の内訳がわかります。p99「内地に於ける俘虜労務概見表」より、名古屋俘虜収容所のおよその労務内容がわかります。
- 回答プロセス
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新修名古屋市史を調査したところ記述がなく、緑区関係の資料を調査した結果、『緑区誌』の年表に記述がありました。また、収容所関係の資料として『大日本帝国内地俘虜収容所』を調査しました。また、「鳴海」「捕虜(俘虜)収容所」をキーワードに検索すると、POW研究会 のホームページが見つかりました。
場所については、名古屋市緑図書館のレファレンス事例https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000093376を参照しました。
- 事前調査事項
- NDC
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- 国際法 (329)
- 国防史.事情.軍事史.事情 (392)
- 参考資料
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緑区制50周年記念事業実行委員会/編さん , 緑区制50周年記念事業実行委員会. [名古屋市]緑区誌区制50周年記念. 緑区制50周年記念事業実行委員会, 2014.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I061650772-00 -
茶園義男 編・解説 , 茶園, 義男, 1925-. 大日本帝国内地俘虜収容所. 不二出版, 1986.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001837207-00
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緑区制50周年記念事業実行委員会/編さん , 緑区制50周年記念事業実行委員会. [名古屋市]緑区誌区制50周年記念. 緑区制50周年記念事業実行委員会, 2014.
- キーワード
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- 捕虜収容所(俘虜収容所)
- 鳴海
- 戦争―名古屋市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000188949