レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/04/30
- 登録日時
- 2013/06/07 00:30
- 更新日時
- 2013/06/08 00:30
- 管理番号
- 滋2013-0011
- 質問
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解決
草津市にある猿田彦神社の鎮座地と由緒を知りたい。また、祭神の猿田彦神とはどのような神様なのか。
- 回答
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『滋賀県神社誌』によりますと、鎮座地は「草津市野路町四一一」で、由緒は「明細書によれば創祀年代不詳であるが、この地は栗太郡内古道の一つで、南大萱、南笠、矢倉を結ぶ街道と、矢橋街道の分岐点に当る要地で、この為寛元二年に伊勢国浦田の里から猿田彦神を勧請したと伝えられる。」とあります。寛元二,年は西暦では1244年になります。しかし、『野路のくらしと歩み』によりますと、「創建は寛永二年(一六二三)で江戸時代に入ってから建立されたものです。」とあります。猿田彦神については、『神道史大辞典』に「天孫降臨神話において先導をしたとする神。(中略)サルタは琉球語のサダルが転じたサルダに由来するとみなす説もあるが、サ(神稲)ルのタ(田)すなわち神稲の田を意味するとの説もある。(後略)(上田正昭)」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 神社.神職 (175 8版)
- 参考資料
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- 1 滋賀県神社誌 滋賀県神社庁∥編 滋賀県神社誌編纂委員会 1987年 S-1700- 87 p.179
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2 野路のくらしと歩み 野路のくらしと編さん委員会∥編 野路町 1986年 S-2121- 86 p.118 -
3 神道史大辞典 薗田稔∥編 橋本政宣∥編 吉川弘文館 2004年 R-1703-ソ p.433 -
4 日本の神様読み解き事典 川口謙二∥編著 柏書房 1999年 R-1720-カ p.137-138 -
5 日本神祇由来事典 川口謙二∥編著 柏書房 1993年 R-1720-カ p.137-138
- キーワード
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- 猿田彦神社
- 猿田彦神
- 猿田彦命
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 2110049-2102(草津市立図書館提供)
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000132172