レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/08/03
- 登録日時
- 2007/03/09 02:11
- 更新日時
- 2007/03/09 02:11
- 管理番号
- tr108
- 質問
-
解決
小学校によく置かれていた二宮金次郎の像は、いつ頃から広まったのか。また、どの地域まで分布しているのか。
- 回答
-
1、最初に像が設置されたのは
『ノスタルジック・アイドル二宮金次郎 モダン・イコノロジー』(井上章一/文 新宿書房 1989)によると、日本で最初に小学校に置かれたのは、1924年(大正13)愛 知県豊橋市の前芝小学校であるとのことです。銅像ではなくセメント造りで、右手に本 を持ち、左肩にビクをさげた姿でした。
2、銅像となったのは
銅像については、1925年(大正14)にはすでに愛知県岡崎市で金次郎の銅像を売り込 むパンフレットが出されています。
さらに、富山県高岡市では、1928~9年(昭和3、4)頃には銅像の製作が始まっていました。
3、金次郎像の分布は
同資料には、各地の金次郎像の写真が掲載されており、北は北海道、南は福岡の小学校に置かれたものを確認することができます。沖縄にも商店の屋根や会社前に置かれて いました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 二宮尊徳
- 銅像
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000033847