レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年8月25日
- 登録日時
- 2007/12/02 12:06
- 更新日時
- 2009/09/29 13:35
- 管理番号
- 河内長野04597-1
- 質問
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解決
河内長野市の滝畑地区について、ダムができる(1981年)以前の文化や歴史のことがわかる資料はないか。
- 回答
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滝畑についての歴史を知るには、まず「河内長野市史」全11巻の中で関連項目を拾っていくのがよいと思われます。第11巻(別編3)に索引があり、各巻のどこに「滝畑」に関する記事があるかわかります。また、インターネットで河内長野市役所のトップページの『河内長野市について』という項目に『市内の歴史遺産』という見出しがあり、クリックすると『河内長野市の歴史遺産ホームページ』が開きますが、さらに『市内の歴史遺産』→『わがまち歴史散歩』とクリックしていくと過去に広報で連載していた滝畑を含む歴史記事を見ることができます。この他にも
「河内国瀧畑左近熊太翁旧事談」(かわちのくにたきはたさこんくまたおうきゅうじだん)→昭和9年から11年にかけて民俗学者の宮本常一氏が瀧畑の左近熊太という当時80歳代の老人から聞き書きした当時の暮らしぶりがわかる資料。
「高向村郷土史」→滝畑に伝わる三谷保桑能(みたにほそのう)の伝説(読解は難字が多く難しい)、及び編者の考察を収録。
「滝畑資料 藩政末期に於けるある山村の生活」→藩政末期の滝畑研究に関する雑誌記事論文、及び昭和30年前後の滝畑の生活を研究した雑誌記事論文収録。
「河内長野の古絵図(河内長野市文化財調査報告書第7輯)」→p.22に嘉永4年(1851年)の滝畑村の絵図あり。
「河内滝畑の民家(河内長野市文化財調査報告書第1輯)」→ダムによって水没する前の民家を調査した報告書。水没前の集落の写真あり。
なども所蔵しています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 近畿地方 (216 9版)
- 参考資料
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「河内長野市史」全11巻(河内長野市史編修委員会/編修 河内長野市)
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「宮本常一著作集37河内国瀧畑左近熊太翁旧事談」(宮本常一/著 未来社)2002年
- 「高向村郷土史」(三浦玄良/著)1979年
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「滝畑資料 藩政末期に於けるある山村の生活」(篠田統/編)1995年
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「河内長野の古絵図(河内長野市文化財調査報告書第7輯)」(河内長野市教育委員会/発行)1985年
- 「河内滝畑の民家(河内長野市文化財調査報告書第1輯)」(河内長野市教育委員会/発行)1977年
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河内長野市の歴史遺産ホームページ
http://www.city.kawachinagano.osaka.jp/kakuka/kyousha/history-hp/index.htm
(last access 2009/9/29)
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「河内長野市史」全11巻(河内長野市史編修委員会/編修 河内長野市)
- キーワード
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- 滝畑
- 河内長野
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000039944