レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年01月08日
- 登録日時
- 2014/03/09 14:44
- 更新日時
- 2014/03/18 12:50
- 管理番号
- 塩尻188
- 質問
-
解決
達磨に目を入れるのはどういうときか知りたい。
- 回答
-
複数の資料の記述より、願いがかなったときに目を描き入れる習慣が広く伝わっていると回答した。
- 回答プロセス
-
民俗に関する資料を中心に確認した。
【資料1】p18に縁起をかつぐ道具類の記述があり、目無し達磨は願い事がかなったときに目を書き入れるとの説明がある。
【資料2】p36に「だるま市」の記述があり、初期の縁起だるまは両目が入っていたが、のちに養蚕農家がよい繭ができるようにとの願いを込めて片目だけ入れ、思いがかなったときに残った片目も入れてお祝いをしたことから、目が入っていないだるまが売られるようになったとある。
【資料3】p42には、仏像に魂を入れる開眼とも結びつき、大願成就の時に目を書き入れる習慣が広まったとの説明がある。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 年中行事.祭礼 (386 9版)
- 参考資料
-
-
【資料1】岩井宏實 監修 , 中林啓治 イラストレーション. 祈る道具・遊ぶ道具・索引. 河出書房新社, 1998. (イラストで見るモノのうつりかわり. 日本の生活道具百科 ; 5)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002656223-00 , ISBN 4309610153 -
深光富士男 著 , 竹内誠 監修. 日本の年中行事 1月・2月. 学習研究社, 2004.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007285531-00 , ISBN 4053016053 -
日本の年中行事百科 : 民具で見る日本人の暮らしQ&A 1(正月). 河出書房新社, 1997.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002586027-00 , ISBN 4309609813
-
【資料1】岩井宏實 監修 , 中林啓治 イラストレーション. 祈る道具・遊ぶ道具・索引. 河出書房新社, 1998. (イラストで見るモノのうつりかわり. 日本の生活道具百科 ; 5)
- キーワード
-
- 達磨
- ダルマ
- だるま
- 目
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000150438