レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 1998/03/26
- 登録日時
- 2007/05/26 02:11
- 更新日時
- 2007/05/26 02:11
- 管理番号
- 埼熊-1997-150
- 質問
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解決
読売新聞夕刊(1998.3.10)の記事で、〈キトラ古墳〉の壁画について報道されているが、その文中に「天文の運行通り描かれるのが本来の姿で、〈中国の鏡〉に描かれた四神と同じ表現」と紹介されている。ここで言う〈中国の鏡〉とその画の持つ意味について知りたい。
- 回答
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以下の資料を紹介する。
①『世界考古学事典 上』(平凡社)
p462〈四神〉東西南北の方位を表し、宇宙の秩序を鎮護する四つの象徴としての鳥獣。四神図は前漢末~後漢時代に盛行し墳墓壁画・銅鏡等の装飾モティ-フとしてその意味と役割を持続したと記述あり。
p463〈四神鏡〉に方格規矩文の間に青龍・白虎・朱雀・玄武の四神文とあり。
②『古鏡』(新潮社)p21〈中国系古鏡の変遷〉p140〈方格規矩四神鏡〉に四神文について記述あり。
③『古代鏡文化の研究 1 中国古代』(雄山閣出版)に四神鏡の図版4枚あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 歴史補助学 (202 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 中国鏡-画
- 四神
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- その他
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000035175