レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/12/01
- 登録日時
- 2015/01/16 00:30
- 更新日時
- 2015/01/16 00:30
- 管理番号
- 滋2014-0090
- 質問
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未解決
明治24年(1891)5月の大津事件で負傷したロシア皇太子ニコライに対して、日本国中から多くの見舞状や電報、見舞品が贈られた。見舞状や電報の総数を知りたい。特に、見舞品の詳細なリストがあれば見たい。
- 回答
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当館の大津事件関係資料を調査しましたが、ニコライ皇太子への見舞状や電報の総数、見舞品の詳細なリストを掲載した資料は見つかりませんでした。
ただし、『大津事件の再評価』に、「多くの団体や市町村から京都へ、ニコラス殿下御見舞のために派遣される代表は引きも切らず、また全国から寄せられる御見舞の郵便や電報は常盤ホテルに殺到したので、ホテル前に御見舞の取次所を設けてこれを捌いたが、五月十二および十三の両日に取り次いだものだけで五千余通に上った(ニコラス殿下一行は十三日午後四時ホテルを引き払って神戸碇泊中の露艦に移られたのである)。各地から贈られた御見舞品の山は、一行の出立後にホテルから神戸に運んだが、長持十六棹に達したという。」とあります。
『露国皇太子御遭難之始末』も同じ数字を掲載しています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 近畿地方 (216 8版)
- 参考資料
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- 1 大津事件の再評価 田岡良一∥著 有斐閣 1976年 S-2611- 76 p.39
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2 露国皇太子御遭難之始末 近江新報社∥編 近江新報社 1891年 S-2611-891 p.44-45
- キーワード
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- 大津事件
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000166219