レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/12/18
- 登録日時
- 2014/02/20 00:30
- 更新日時
- 2014/02/20 00:30
- 管理番号
- C131206110715
- 質問
-
解決
回転寿司が「回す」という形態をとっている理由を消費者心理(特に子ども)から説明できる資料はあるか。寿司が回るというシステムが、他の飲食産業店よりも子どもの興味をひく、回らない場合よりも多く食べられるといったような内容の記述がある資料を探している。
- 回答
-
ご照会の事項について回答します。【 】内は当館請求記号です。
回転寿司が「回す」という形態をとっている理由について消費者心理から説明した資料(1)を紹介します。
また、資料(2)は回転寿司の回転速度と回転方向の根拠について説明しています。
(1)渡辺米英『回転寿司の経済学 : 「勝ち組」外食産業の秘密』ベストセラーズ 2002.10【DH475-G876】
p.43に「動いているものはおいしそうに見える」と言うくらコーポレーション代表取締役の田中邦彦氏の発言と、「動くこと自体がエンタテインメント性を発揮し、カジュアルな楽しさを演出する。子供に人気があるのは、そういったことの影響もあるはず」と言う北日本カコー常務取締役・安田稔氏の発言などが記載されています。
また、pp.153-154に「早く回るレーンは食欲をそそる」という節があります。
(2)「人間行動科学 : 回転寿司(第2章 人間行動科学回転寿司とお化け屋敷,<特集>もうひとつの建築設計資料集成)」(『建築雑誌』124(1597) 2009.12.20 p.40【Z16-80】)
〈調査済み資料・データベース〉
・篠原菊紀『脳でシナジーする科学と社会 : 回転寿司、パチンコ、そしてキャラクター論まで』オーム社 2007.9【SC364-H248】
・夏目幸明『ニッポン「もの物語」 : なぜ回転寿司は右からやってくるのか』講談社 2009.6【DL315-J57】
・松岡大悟『回転寿司の掟』河出書房新社 2004.8【DH475-H259】
・米川伸生『回転寿司の経営学』東洋経済新報社 2011.9【DH475-J886】
・中村靖彦『コンビニ・ファミレス・回転寿司』文藝春秋 1998.12【DM171-G39】
・大久保 一彦「儲からない店分析--回転寿司屋の来店客は実は「醤油」を飲みにきている」(『プレジデント』42(18) 2004.10.4 pp.70-73【Z4-110】)
・マルハニチロホールディングス「回転寿司に関する消費者実態調査 2012」(http://www.maruha-nichiro.co.jp/news/pdf/20120315_kaiten_sushi_cyousa.pdf)
・NDL-OPAC(https://ndlopac.ndl.go.jp/)
・国立国会図書館サーチ(http://iss.ndl.go.jp/)
・CiNii Articles(http://ci.nii.ac.jp/)
・J-STAGE(https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/)
・JDreamⅢ(当館契約データベース)
・心理学関係論文タイトルデータベース(http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~shimizu/database.html)
・日経BP記事検索サービス・大学版(当館契約データベース)
・雑誌記事索引集成データベース(皓星社)(当館契約データベース)
・聞蔵IIビジュアル(当館契約データベース)
・ヨミダス歴史館(当館契約データベース)
・日経テレコン21(当館契約データベース)
・医中誌Web(当館契約データベース)
インターネット・データベースの最終アクセス日は2013年12月11日です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 商業経営.商店 (673 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 回転寿司
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000149468