レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000255357提供館 (Library) | 北九州市立中央図書館 (2210015) | 管理番号 (Control number) | 北九2019中央027 | ||||||||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 登録日時 (Registration date) | 2019年04月25日 17時39分 | 更新日時 (Last update) | 2019年08月03日 11時20分 | |||||||||||||
質問 (Question) | 「北九州市の昭和」という本に掲載されている写真に小倉の紫川沿いで材木業が栄えていたと受け取れる写真がありました。 写真からわかることや当時の材木業の様子が分かる資料はありますか。 (中央図書館で発見された昭和初期のガラス乾板のうちの一枚) | ||||||||||||||||
回答 (Answer) | 下記の参考資料をご紹介しました。 | ||||||||||||||||
回答プロセス (Answering process) | ご指摘の写真は、紫川に材木の貯木場が写っている写真です。対岸は陸軍の倉庫群。 自館端末で材木、木材集散をキーワードに検索すると北九州市史 近代現代 <産業経済1>がヒットしましたがご案内すると情報不足とのことでした。 『昭和初期、小倉港は西日本第一の材木集散市場として材木問屋が40軒、製材所15ケ所、輸入材7割・内地材3割で年間1300万円の取引がありました。門司で受け渡され、船から卸して海路紫川に引き入れて沿岸で製材され、紫川が貯木場の役割を果たしていました。(北九州市史近代現代産業経済1より)』 「北九州の港史」「段谷産業社史」も同等の内容。具体的な資料をお求めだったので林業史、経済史の棚をブラウジングして「小倉の商工」という小倉の材木業の歴史が書かれた資料を見つけました。「読む絵巻 小倉」に「小倉築港」の項目あり。写真に写りこんでいる『フナイ』の文字を手掛かりに当時の材木商を「小倉人名商工録」「北九州の人物」で確認。材木商船井豊吉氏が小倉材木商信用組合においては創立以来理事となり、小倉商工会議所の議員としても活躍していたことが判明しました。「ガラス乾板」調査台帳の写真調査票に大正二年第8回全国特産品博覧会会場となった大正町辺りにその後材木商が集まり河辺が原木の集積場となったとの記載があります。 | ||||||||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||||||||||
寄与者 (Contributor) | 備考 (Notes) | ||||||||||||||||
調査種別 (Type of search) | 所蔵調査 | 内容種別 (Type of subject) | 郷土 | 質問者区分 (Category of questioner) | 社会人 | ||||||||||||
登録番号 (Registration number) | 1000255357 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |