レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年10月12日
- 登録日時
- 2018/10/13 09:58
- 更新日時
- 2018/10/18 11:55
- 管理番号
- C2018口頭1008
- 質問
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解決
戦後の乳用牛の飼育数について掲載している資料を教えてほしい。全国、都道府県別のデータを知りたい。
- 回答
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戦後の乳用牛の飼育数についての掲載がある資料として、資料1から資料4およびインターネット情報1、2を紹介します。【 】内は当館請求記号です。
インターネットの最終アクセス日は2018年9月12日です。
資料1
農林水産省大臣官房統計部 編. 畜産統計. 農林水産省大臣官房統計部, [200-]- 【Z71-N500】
農林水産省が毎年行っている、主要家畜(乳用牛、肉用牛、豚、採卵鶏およびブロイラー)の飼養戸数や飼養頭(羽)数などを把握するための調査の結果です。
2017年版では、pp.200-201で昭和35(1960)年以降の全国の乳用牛の飼養戸数・頭数を1年ごとに掲載しています。
資料2
日本長期統計総覧. 第2巻. 新版. 日本統計協会, 2006.3.【YU7-H3671】
明治から平成にかけての広範な分野にわたる分野の統計を集成し時系列統計としたものであり、官公庁またはこれに準ずる機関が公表したデータを掲載しています。
「7-17 家畜・鶏飼養戸数及び飼養頭羽数(明治10年~平成17年)」(pp.184-189)に、乳用牛の日本全体における飼養戸数・飼養頭数と搾乳頭数の長期累年値を掲載しています。搾乳頭数は明治16(1883)年から、飼養頭数は昭和17(1942)年から、いずれも平成17(2005)年までの数値がわかります。
なお、付属のCD-ROMには「7-19 都道府県別家畜・鶏飼養戸数,飼養頭羽数及び生乳・鶏卵生産量(昭和50年~平成16年)」が掲載されています。
資料3
酪農経済年鑑. 酪農経済通信社, [19--]- 【Z43-490】
酪農に関する総合年鑑です。酪農に関連する統計を掲載しています。
最新の2018年版では、pp.472-473に「家畜飼養頭羽数および1戸あたり飼養頭羽数の推移」があります。昭和40(1965)年から平成12(2000)年までは5年ごとの数値、平成13(2001)年以降は1年ごとの数値が掲載されています。
また、p.479に「都道府県別、年次別、乳用牛飼養頭数の推移」があります。平成22(2010)年から平成29(2017)年まで、1年ごとの数値が掲載されています。
資料4
酪農乳業速報 [編]. 酪農乳業速報 資料特集. 酪農乳業速報, [1971]- 【Z3-B98】
酪農や乳業の専門新聞社が発行する統計資料集です。
最新の2018年4月期版では、pp.42-46で、昭和5(1930)年以降の全国の「乳牛の年次別飼養農家数及び飼養頭数」のほか、「地域別1戸当たり乳牛飼養頭数」が掲載されています。「地域別1戸当たり乳牛飼養頭数」は昭和40(1965)年から平成17(2005)年までは5年ごと、平成20(2008)年以降は毎年の数値が掲載されています。
インターネット情報1
農林水産省 > 統計情報 >分野別分類/作付面積・生産量、被害、家畜の頭数など >畜産統計調査( http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tikusan/ )
資料1よりも詳細な統計数値がインターネットで公開されています。
「長期累年統計表一覧」から、都道府県別の乳用牛飼養戸数・頭数累年統計を閲覧できます。おおむね昭和35(1960)年からの数値を掲載しています。
インターネット情報2
総務省統計局 > 統計データ > 日本の長期統計系列 > 目次 > 第7章農林水産業
( http://www.stat.go.jp/data/chouki/07.html )
資料2と同一の表「7-17 家畜・鶏飼養戸数及び飼養頭羽数」「7-19 都道府県別家畜・鶏飼養戸数,飼養頭羽数及び生乳・鶏卵生産量」がインターネットで公開されています。
国立国会図書館提供調べ方ページ「リサーチ・ナビ」の調べ方案内でも、農林水産統計に関する資料を紹介していますので、あわせてご覧ください。
・農林水産に関する統計( https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-102084.php )
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 畜産業 (640 10版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 牛
- 飼育数
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 経済社会
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000243757