レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/5/14
- 登録日時
- 2016/09/13 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:38
- 管理番号
- M16081714283367
- 質問
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1980年代の頃、岡山県内の飲食店でロボットのウェイターが登場し、話題になった記憶がある。当時の記録が残されていないか。
- 回答
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・『岡山県関係新聞記事索引 昭和57年(1982)』(資料①)の「ロボット」の項では、次の該当記事③~⑤が確認できる。
・『岡山県関係新聞記事索引 昭和61年(1986)』(資料②)の「ロボット」の項では、次の該当記事⑥が確認できる。
「総社の飲食店 ボク ウエイターロボ 料理運び愛きょう」 (資料③)
「総社 活躍するウェイターロボット君 食事の運搬も一直線」(資料④)
「吉備路にロボットウエイター 岡山弁も話します」 (資料⑤)
「岡山 お好み焼き店にロボット よく働く人気もの」 (資料⑥)
上掲記事の概要は、次のとおり。
・『夕刊オカニチ』(資料③)によれば、1982年10月25日に新装開店した総社市の飲食店「水車」では、身長1.35m、体重85㎞、肩幅70cmの
「スーパー・ロボ」が、注文を受けた料理をお盆を持って客席に差し出す様子が写真つきで紹介されている。
・『中国新聞』(資料④)には、電気店を経営する店主の友人の協力により数百万円を投じて作製された「スーパー・ロボ」の操作盤の写真が掲載されている。
料理の運搬だけではなく「オマタセシマシタ」、「マタキテネ」、「ボクヲ ワスレタラ オエンデ」など、岡山弁をしゃべるロボットであることがわかる。
・『サンケイ新聞』(資料⑤)には、中華料理専門のウエーター「スーパー・ロボ」以外に、お好み焼き専門の運び屋として、SLが店内を汽笛を鳴らし、
蒸気を吐きながら料理を載せて走っていることも伝えられている。
・『山陽新聞』(資料⑥)では、岡山市の松新町(東区)のお好み焼き店が製作費230万円をかけて「メロディー君」というロボットを導入し、
「よお来たのお、来るのを待っとったんじゃー。まあようけい食べてゆっくりしていかれえ」と声をかけ、お盆に載せた注文材料を運ぶ様子に加え、
「よう焼きょうるか。空いたのを持って行ってやるけぇ、乗してくれぇ」と後片付けをすることが写真つきで紹介されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 情報工学 (548 9版)
- 参考資料
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①岡山県総合文化センター『岡山県関係新聞記事索引 昭和57年(1982)』岡山 岡山県総合文化センター,1985,371p. 参照はp.369.
②岡山県総合文化センター『岡山県関係新聞記事索引 昭和57年(1982)』岡山 岡山県総合文化センター,1988,454p. 参照はp.451.
③『オカニチ』1982年11月4日夕刊第1面.
④『中国新聞』1982年11月22日第16面.
⑤『サンケイ新聞』1982年11月11日第15面.
⑥『山陽新聞』1986年6月20日夕刊第3面.
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①岡山県総合文化センター『岡山県関係新聞記事索引 昭和57年(1982)』岡山 岡山県総合文化センター,1985,371p. 参照はp.369.
- キーワード
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- ロボット
- ウェイター
- 水車
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2016081714202783367
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000196854