レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 尼崎市立歴史博物館 地域研究史料室 “あまがさきアーカイブズ” (5000006) | 管理番号 (Control number) | 002 | ||||||||
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事例作成日 (Creation date) | 2011年12月22日 | 登録日時 (Registration date) | 2011年12月28日 10時47分 | 更新日時 (Last update) | 2012年06月02日 15時52分 | ||||||
質問 (Question) | 大正~1930年代、尼崎がジャズの中心であったこと、ダンスホールが多くあったことについて知りたい。 ダンスホールの場所、演奏していたジャズメン、現存する音源について調べたい。 | ||||||||||
回答 (Answer) | 1 現尼崎市域のダンスホール 現尼崎市域では昭和2年7月開業の「尼崎ダンスホール」をはじめ、昭和5年までに「杭瀬ホール」(後に「ダンスタイガー」と改称)、「ダンスパレス」、「キングダンスホール」が開業します。 当時大阪府がダンスホールを規制していたため、阪神国道(国道2号)沿いの当時の小田村や尼崎市、さらに宝塚周辺にホールが進出していました。これらのダンスホールは昭和15年に、国の規制により閉鎖されました。 2 ダンスホールの調べ方 ダンスホールの場所は当時の地図にも記載されており、確認することができます。 ダンスホールについては、当時の雑誌などから様子を覗うことができるほか、参考文献などにより調べることができます。 3 その他(追加情報) また当館では所蔵していませんが、ダンスホールでレコードの録音などもされたようです。 | ||||||||||
回答プロセス (Answering process) | 1 概要を知る ◆『図説尼崎の歴史』下巻 /Web版 図説尼崎の歴史 近代編第3節6「地域の変化と人々の暮らし」 同第4節1「昭和恐慌下の尼崎」 2 もっと詳しく調べるには ◆永井良和著『社交ダンスと日本人』 ◆同 「〈川向こう〉のモダニズム-昭和戦前期における阪神国道のダンスホール-」『季刊Tomorrow』第9巻第2号(通巻第32号) 3 その他参考資料 ◆雑誌『ダンス時代』(尼崎市立地域研究史料館所蔵) 当時のダンスホールの光景などがわかります。 ◆神戸新聞連載「関西レコード120年」(1997.4~1999.3) ダンスホールでのレコード録音などについてふれられています 尼崎市立地域研究史料館では上記記事のスクラップを所蔵しており、閲覧することができます。 ◆井上眞理子氏 毎日新聞阪神版連載「ノスタルジック人生劇場」生野静子(2004/5/21) ◆同 飯山茂雄(2004/5/7) ジャズメン飯山茂雄と、その妻で尼崎出身の歌手生野静子の人生を紹介しています。 尼崎市立地域研究史料館では上記記事のスクラップを所蔵しており、閲覧することができます。 ◆『コレクションモダン都市文化』第4巻ダンスホール ◆『近代建築画譜』近畿編(復刻版) ダンスホールの建物の構造などがわかります。 | ||||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) |
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照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||||
備考 (Notes) | Web版 尼崎地域史事典"apedia" http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/apedia/ Web版 図説尼崎の歴史 http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/chronicles/visual/ | ||||||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 郷土 | 質問者区分 (Category of questioner) | |||||||
登録番号 (Registration number) | 1000099055 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |