レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年7月4日
- 登録日時
- 2014/07/04 12:05
- 更新日時
- 2014/07/04 13:22
- 管理番号
- 061
- 質問
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解決
文筆家の岡部伊都子(おかべいつこ)氏が、昭和戦前期に現尼崎市域の立花に結核の転地療養のため滞在したことがあるという。
そのことが記された文章を確認したい。
- 回答
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岡部伊都子氏の著書『心のふしぎをみつめて』に収録された「花に見られる」という文章に、15~16歳の頃(1930年代の終わり頃)、結核療養のため大阪から立花に来たことが記されています。「まだ野原ばっかりだった立花」と書かれていますが、具体的に滞在場所を特定するヒントとなるような記述はありません。
後年、尼崎市に来て人前でその話をしたところ、都市化が進み喧噪と公害被害に苦しむ高度経済成長期以降の現状とのギャップに、聴衆から笑いがおこったというエピソードも紹介されています。
- 回答プロセス
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岡部伊都子氏の立花滞在について記した文章
◆岡部伊都子「花に見られる」
同著、ちくま少年図書館62心の相談室『心のふしぎをみつめて』収録
◆岡部伊都子著『朱い文箱から』
- 事前調査事項
- NDC
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- 評論.エッセイ.随筆 (914 9版)
- 参考資料
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- 岡部伊都子 ちくま少年図書館62心の相談室『心のふしぎをみつめて』筑摩書房発行 昭和57年
- 岡部伊都子『朱い文箱から』岩波書店発行 平成7年
- キーワード
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- 尼崎市
- 立花
- 岡部伊都子
- 結核
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000155594