レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年08月18日
- 登録日時
- 2006/03/31 17:26
- 更新日時
- 2010/06/22 17:17
- 管理番号
- 名古屋市鶴-2005-001
- 質問
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解決
戦前、鶴舞公園にあったという信長が秀吉の顔に似ているといった床柱があった猿面茶席のことを知りたい。
- 回答
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この茶室は、もともと織田信長が清洲城内に造ったもので、その後、名古屋城二の丸の後庭に移され、さらに明治13年(1880)に門前町の商品陳列館に移設されました。そして、商品陳列館が取り壊されると、鶴舞公園に移されて、著名な茶室の一つとして国宝建造物に指定されましたが、惜しくも戦災により消失しました。現在名古屋城にあるものは戦後再興されたもので、昭和62年(1987)には徳川美術館にも猿面茶席の一角が復元されました。床柱の節の様態が猿面に似ているので、この席名がついたそうです。
- 回答プロセス
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自館作成の郷土件名カードより回答しました。
- 事前調査事項
- NDC
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- 茶道 (791 9版)
- 中部地方 (215 9版)
- 参考資料
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- 「猿面の茶席に就いて」 堀田璋左右 『茶と花』 3巻8号(昭9.8) p.4-9
- 『昭和区の歴史』 名古屋国際高等学校社会科教科会/編著 愛知県郷土資料刊行会 1999年 p.60
- 『尾張の茶道』 熊沢五六/[ほか]編 河原書店 1972年 p.325
- 『茶どころ名古屋』 大野一英/編著 茶道裏千家淡交会名古屋支部 1986年 (見開き 写真)
- キーワード
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- 猿面茶席
- 鶴舞公園
- 織田信長
- 豊臣秀吉
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000028187