レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/07/01
- 登録日時
- 2012/11/07 02:05
- 更新日時
- 2012/11/07 02:05
- 管理番号
- 滋2012-0015
- 質問
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解決
日本料理に「式正料理」というものがあるそうだが、読み方とその概要を知りたい。
- 回答
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『日本料理由来事典 上』によりますと、読み方は「しきしょうりょうり」で、概要は「江戸時代の初期まで正式の儀式料理が行われた。『徳川家礼典』付録二十四に、「御式正料理之事 十二月十二日 御煤納 同廿八日 歳暮 日限不定節分ノ日 正月三ヶ日 同六日十四日 年越 右諸席共、御式正料理被〓下之」とある。式正料理では、まず「式三献」として引渡膳、雑煮膳、吸物膳がだされる。これを「雑煮三献」ともいって、食品、食器、盛り方に一定の決まりがあり、伊勢流では、初献引渡、二献内躬(うちみ)、三献腸煎(わたいり)の膳とする。ここまでが式正、つづいて七五三膳、まちは七の膳となるのがいちばん正式である。(後略)〔平野雅章〕」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 食品.料理 (596 8版)
- 参考資料
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- 1 日本料理由来事典 上 あ?し 同朋舎出版 1990年 R-5962-ニ p.520-521
- キーワード
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- 式正料理
- 料理(日本)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000113804