レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年08月31日
- 登録日時
- 2018/08/14 13:50
- 更新日時
- 2019/02/13 18:16
- 管理番号
- 吹-70-2018-011
- 質問
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解決
地鎮祭で使う「ひもろぎ」とはどういうものなのか。地鎮祭のやり方についても知りたい。
- 回答
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ひもろぎについて
(1)『広辞苑 2 たーん 第7版』(新村出/編 岩波書店 2018.1)p2487
ひもろぎ(神籬)は、「神霊が宿ると考えた山・森・老木などのまわりに常磐木(ときわぎ)を植え、玉垣で囲んで神聖を保ったところ。後には室内・庭上に常磐儀を立てた。現在は、荒薦(あらこも)を敷き、八脚案(やつあしのつくえ)を置き、枠を組んで中央に榊(さかき)の枝を立て、木綿(ゆう)と垂(しで)を取り付ける。」 図あり。
(2)『国史大辞典 11 にたーひ』(国史大事典編集委員会/編 吉川弘文館 1990.9)p990~p991
「神祭りのための施設で神霊の降臨する標示物(依代(よりしろ))の一つ。神道祭祀の古い形式」。
(3)『神道事典』(国学院大学日本文化研究所/編集 弘文堂 1999)p187
「古代より見られるもので臨時に設けられる祭祀の施設。青竹・榊などを四隅に立て、注連縄(しめなわ)を四隅に廻らし、中央に榊を立てて、これに幣(ぬさ)をとりつけ神の依代(よりしろ)とし、神を迎え祭りをする対象としている。」 図あり。
地鎮祭のやり方について
(4)『実用建築儀式集成』(青山社編集部/編 青山社 1998.7)p29~p49
(5)『すぐに役立つ建築の儀式と祭典 改訂新版』(黒河内悠/著 鹿島出版会 1998.9)p15~p25、p57~p92
- 回答プロセス
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まず「ひもろぎ」の意味を辞書・辞典で調べた。
『国史大辞典』で神道に関係があることがわかったので、「神道」「儀式」というキーワードで探したが、地鎮祭の載っている本は見当たらなかった。
次に、新しい建物を建てる際に行われる儀式を地鎮祭と呼ぶので、当館の検索機で、「建築」「儀式」というキーワードで検索したところ、地鎮祭に関する記述が載っている本が見つかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 神道 (170 10版)
- 建築計画.施工 (525 10版)
- 参考資料
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新村出編 , 新村, 出(1876-1967). 広辞苑 : [セット]- 第7版. 岩波書店, 2018-01.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000074-I000702067-00 , ISBN 9784000801324 -
国史大辞典編集委員会 編. 国史大辞典 第11巻 (にたーひ). 吉川弘文館, 1990.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002077223-00 , ISBN 4642005110 -
國學院大學日本文化研究所 編 , 国学院大学日本文化研究所. 神道事典 縮刷版. 弘文堂, 1999.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002855849-00 , ISBN 433516033X -
青山社編集部 編 , 青山社. 実用建築儀式集成 : 地鎮祭から落慶法要まで. 青山社, 1998.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002720074-00 , ISBN 4916012836 -
黒河内悠 著 , 黒河内, 悠, 1941-. すぐに役立つ建築の儀式と祭典 : 起工式から落成披露まで 改訂新版. 鹿島出版会, 1998.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002735477-00 , ISBN 4306011313
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新村出編 , 新村, 出(1876-1967). 広辞苑 : [セット]- 第7版. 岩波書店, 2018-01.
- キーワード
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- 建築儀礼
- 地鎮祭(じちんさい)
- 神道
- ひもろぎ
- 神籬(ひもろぎ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000240624