このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000195909
提供館
(Library)
沖縄県立図書館 (2110045)管理番号
(Control number)
1000000861
事例作成日
(Creation date)
2016/08/16登録日時
(Registration date)
2016年08月17日 00時30分更新日時
(Last update)
2016年08月17日 11時48分
質問
(Question)
沖縄の行事にあるハーリー競争の中で、舟を転覆させるハーリーについて知りたい。
回答
(Answer)

『沖縄船漕ぎ祭祀の民族学的研究』 (白鳥 芳郎・秋山 一 編、勉誠社、1995.2)
p31-53「糸満ハーレーの祭祀」(島袋良徳著)のうち、「一、はじめに」の中で、「糸満のハーレーには、糸満漁師独特の競技が披露される。漁協青年部による転覆競漕は、競漕の途中で舟を転覆させ、意気を合せて舟を返し、また漕ぎ競う。」とあり、「六、ハーレー行事のプロセス」の中で、基本的な競漕のひとつとして、「2 クンヌクカセー(転覆競漕) レースの途中で、一せいに舟を転覆させ、泳ぎながら船を元通りに復元させ、再び乗りこんで競漕する。糸満独自の操舟技術を競う競漕形態であり、他に類例をみない。」とある。


『沖縄県体育協会史』 (沖縄県体育協会史編集委員会編、沖縄県体育協会、1995.3)
p31-42「第3節 ハーリー(爬龍舟競漕)」のうち、「9、競漕」の項で、「クンヌカセー、いわゆる転覆競漕である。単に速さを競うのではなく、途中で舟を一度転覆させ、いかに早く引き起し、ゴールに到達するかというものである。距離はウグヮンバーレーと同じ830mである。この競漕は、ウミンチュとしての操船技術を問うものである。」とある。
※ハーリーに関する古文献資料の掲載等、ハーリーについて詳細な記述を確認できる資料。


『いとまんハーレー』 (糸満ハーレー行事委員会[編]、糸満ハーレー行事委員会、1999.6[開催日])
p4 「糸満ハーレー行事のみどころ」の中で、「3. 転覆競漕」の項に、「レースの途中で一斉に舟を転覆させ、泳ぎながら舟を元通りに復元させ、再び乗りこんで競漕する。糸満独自の操船技術を競う競漕形態である。」とある。


『糸満市の民俗・文化 〈第1号〉』 (糸満ふるさと研究会編、糸満ふるさと研究会、1986.7)
p19 「海上での技術を披露 : 転覆競漕」の項に、「荒海で、小さなサバニを操っての漁。転覆の危険はいつも身近にあります。転覆してもすぐに起こして漁を続けます。この技術と力強さを転覆競漕に託して、観衆の目前で披露し、競うわけです。」とある。【写真有】


『海人のまち』 (糸満市役所商工観光課[編]、糸満市役所商工観光課、2015.6)
p6 「糸満ハーレー」に、「その大きな特徴として“クンヌカセー”と呼ばれる転覆競漕があり、(中略)独自の競漕形態です。かつて荒海で小さなサバニを操って漁をしていた頃は、転覆の危険はいつも身近にありました。転覆してもすぐに起こして漁を続ける、この技術と力強さを転覆競漕に託して、観衆の目前で披露し競い合います。」とある。【写真有】


『八重山探検隊レポート集 郷土学習の手引き』(八重山探検隊著、石垣市立図書館、2015.3)
p151「ミニ知識 転覆ハーリーはどうやってひっくり返す?」の項で、「転覆ハーリーは、漕ぎ手の瞬時の判断と技量を競うハーリーです。チンケーラシ、クンヌケーグヮーともいいます。」とある。ひっくり返してから、再度漕ぎ始めるまでの連続写真と解説を確認できる。


『奥武島誌』(『字誌』編集委員会編、奥武区自治会、2011.3)
p299-307「第5章 第3節 年中行事」のうち、「5月」の項で、p303「本バーリーは、御願バーリー、漕ぎ手が橋から飛び込んでスタートする流れ船、途中で船を転覆させてから再び乗り込んで漕ぎ出すクンケーラーシーなど、7番勝負で行われる。」とある。p508-556「第8章 第2説新聞資料」では、p546「1992年(平成4年)6月7日・琉球新報「海岸線 くらしと風景<24>」の中で、「自慢の「クンケーラーシー」」として奥武島ハーリーの紹介があり、「クンケーラーシーは嵐(あらし)の時でも舟を自在に扱って、速く漕げるようにする訓練でもあったという。」とある。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
年中行事.祭礼  (386)
風俗習慣.民俗学.民族学  (380)
参考資料
(Reference materials)
1 沖縄船漕ぎ祭祀の民族学的研究 白鳥 芳郎∥編 秋山 一∥編 勉誠社 1995.2 K389/SH86 p46
2 沖縄県体育協会史 沖縄県体育協会史編集委員会∥編 沖縄県体育協会 1995.3 K78/O52 p37
3 いとまんハーレー 糸満ハーレー行事委員会∥[編] 糸満ハーレー行事委員会 1999.6(開催日) K386/I91 p4
4 糸満市の民俗・文化 〈第1号〉 糸満ふるさと研究会∥編 糸満ふるさと研究会 1986.7 K38/I91/1 p19
5 海人のまち 糸満市役所商工観光課∥[編] 糸満市役所商工観光課 2015.6 K386/I91 p6
6 八重山探検隊レポート集 八重山探検隊∥著 石垣市立図書館 2015.3 K375/Y14 p151
7 奥武島誌 『字誌』編集委員会∥編集 奥武区自治会 2011.3 K23/O35 p303、p547
キーワード
(Keywords)
クンヌカセー
転覆
ハーリー
ハーレー
沖縄
年中行事
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
高校生
登録番号
(Registration number)
1000195909解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!