レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年05月25日
- 登録日時
- 2008/11/22 11:05
- 更新日時
- 2008/11/22 11:05
- 管理番号
- 2006-001
- 質問
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解決
「きんかもち」の名前の由来を調べている。
- 回答
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「きんか」とは?①金満家。金家の意とも、金華の意とも。②表皮の色が黄色いマウリ(真瓜)。黄色じみた色で、つやつやと光っていることをいう。
「きんかもち」は中に砂糖味噌などを包み込んだ餅で、これも表面がつやつやと光っていることからの呼称という説と、黒砂糖が高価であることから「金貨もち」とも呼ばれたという説がある。
- 回答プロセス
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一戸町でも郷土料理として食べられているおやつである。
『一戸町誌』、『一戸の年中行事』、『いちのへ郷土ことば』などには作り方のみ掲載されている。
『カシオペア伝統食』(VTR)にも作り方のみ紹介されている。
『聞き書ふるさとの家庭料理5 もち・雑煮』には、作り方のみ掲載されていたが青森県三戸町が発祥とあり。
インターネットで、「青森のうまいものたち」のHPに「金貨もち」説が掲載。
また、きんかもちを売っている「きんか堂」(三戸町)に問合せするも、由来は不明とのこと。(2006年当時)
三戸町立図書館に協力レファレンスをし、②真瓜説が判明。
- 事前調査事項
- NDC
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- 食品.料理 (596 9版)
- 参考資料
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- 『みちのく南部の方言』 岡田一二三/著,伊吉書院,1996年
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『食の文化伝承ガイドブック』 青森県農林水産部流通加工課/編,青森県,2003年
(インターネット
「青森のうまいものたち」(http://www.umai-aomori.jp/cook/kyodoryori/densyo/)
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- キーワード
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- きんかもち
- 三戸町
- 郷土料理
- 照会先
- 寄与者
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- 三戸町立図書館
- 「きんか堂」(三戸町)
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000049181