レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年06月22日
- 登録日時
- 2015/07/03 15:42
- 更新日時
- 2015/07/30 12:00
- 提供館
- 鯖江市図書館 (2300030)
- 管理番号
- 鯖図-15
- 質問
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解決
“初物七十五日”“人の噂も七十五日”などに使われる、「七十五」という数字の意味・出典を知りたい。
- 回答
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『数字のことわざ探偵団』童心社(38/ク)92pに記載あり。
「七十五」には「おわり」とか「果て」という意味がある。
昔から日本では15日を一節気とよんで、気候の一くぎりにしていた。5は「いっぱい」とか「全体」をあらわすもので、節気が5回あると気候もすっかり変わってしまい、一つのことがらがおわってしまうことから、75日はものごとのおわり、果て、限界という意味になった。
- 回答プロセス
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民俗関係と考え、ことわざ辞典を調べる。ことわざの出典はあるが、七十五の根拠がない。
柳田國男、折口信夫、吉野裕子なども調査したが出て来ない。陰陽五行に関係するのかとも考えるが、不明。
- 事前調査事項
- NDC
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- 伝説.民話[昔話] (388)
- 辞典 (813)
- 参考資料
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- 『キーワードからすぐ引けることわざ便利辞典』 丹野顕/著 日本実業出版社 1999.8(R388/タ) , ISBN 4-534-02972-1
- 『岩波ことわざ辞典』 時田昌瑞/著 岩波書店 2000.10(R388/ト) , ISBN 4-00-080099-X
- 『故事ことわざ知識辞典|日本編』 主婦と生活社/編 1996.11(R813/コ) , ISBN 4-391-11960-9
- 『数字のことわざ探偵団』 国松俊英/著,藤本四郎/画 童心社 1994.9(38/ク) , ISBN 4-494-02710-3
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000176747