レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年12月11日
- 登録日時
- 2014/03/27 00:30
- 更新日時
- 2014/09/15 02:44
- 管理番号
- A0166
- 質問
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解決
日本の神話を読んで、「神話かるた」を作る授業をおこなう。児童が神話に出会う過程として、読み聞かせをしてほしい。(小学校2年国語の授業)
・日本の神話に興味を持ち、神話に親しんで読むことをねらいとしている。
・教科書教材では「いなばのしろうさぎ」が取り扱われているが、神話には多数の話があり、話のつながりや登場人物相互のつながりがあることにも気付くよう、学習材はシリーズ絵本から選びたい。
・授業の事前調査をしたところ、「日本の神話を知っている」という児童は0名だった。
・初めて神話に出会って、親しんだことにより、今後の読書生活が広がり、これから出会う様々な古典にも親しんでいく始まりとなるような授業にしたい。
- 回答
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[提示資料]
『日本の神話』全6巻(舟崎克彦文,赤羽末吉絵,あかね書房刊、1995年)
第1巻 『くにのはじまり』 第2巻 『あまのいわと』 第3巻 『やまたのおろち』
第4巻 『いなばのしろうさぎ』 第5巻 『すさのおとおおくにぬし』 第6巻 『うみさちやまさち』
(読み聞かせをした順は、第4巻→5巻→1巻→2巻→3巻→6巻)
日本の神話を絵本化したものは、各出版社から刊行されていますが、授業者の教諭と司書で検討し、このシリーズを学習材として提示することにしました。
初めて神話に出会う子どもたちにふさわしい内容、文章・絵の表現という観点で選びました。
『古事記―ビギナーズ・クラシックス日本の古典』(角川ソフィア文庫)(角川書店編,角川書店,2002年)
今回の授業では、日本の神話の原典やその背景まではふれませんでしたが、教材研究の際に授業者が参考にした1冊です。
『子どもに語る日本の神話』(三浦佑之訳,茨木啓子再話,こぐま社,2013年)
学習材の絵本とともに、参考までに学級に提供した1冊です。
授業が進むにつれて、神話へ興味を持った児童が、休み時間などに手にとって読んでいました。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 教育課程.学習指導.教科別教育 (375)
- 神道 (170)
- 参考資料
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くにのはじまり 第1巻. あかね書房, 1995. (日本の神話 ; 第1巻)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000004-I000370861-00 , ISBN 4251008219 -
角川書店/編. 古事記. 角川書店, 2000. (角川ソフィア文庫. ビギナーズ・クラシックス)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I002103874-00 , ISBN 404357410X -
三浦 佑之/訳 , 茨木 啓子/再話 , 山崎 香文子/挿絵. 子どもに語る日本の神話. こぐま社, 2013.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I048157823-00
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くにのはじまり 第1巻. あかね書房, 1995. (日本の神話 ; 第1巻)
- キーワード
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- 日本神話
- いなばのしろうさぎ
- 古事記
- 国語教育
- かるた
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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東京学芸大学「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」
A0166 小学校2年国語事例
上記リンク先には、ブックリスト 学習指導案 掲載。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 教員
- 登録番号
- 1000151418