レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年08月11日
- 登録日時
- 2010/10/26 14:56
- 更新日時
- 2011/01/28 08:44
- 管理番号
- 名古屋市鶴-2010-036
- 質問
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未解決
『名古屋市史 第1 社寺編』の妙安寺の項に「熱田四観音」というのがあるが、熱田四観音の場所がわかるような地図があれば見たい。
- 回答
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『名古屋市史 第9 地図』の「(一)元文3年名古屋圖 四枚之内第四號」と「(一一)熱田神領字入圖」に、『尾張国町村絵図』の「98 熱田①」と「98 熱田②」に、市史資料地図の「張府細見之図」などに確認できます。また、『熱田神宮の歴史と文化財』において、旗屋に移る前の宮谷観音を熱田神宮海蔵門外東に確認できます。ただし、【だん】峯山観音については、「観音」としか表記がなく、『名古屋市史 第1 社寺編』などによる類推です。
- 回答プロセス
-
『名古屋市史 第1 社寺編』p.547の妙安寺の項を確認すると、“熱田四観音 東北は澤観音、東南は宮谷観音(廃寺祐學院の下に詳なり)、西南は夢違観音(廃寺持福院の下に詳なり)、【だん】峯山観音(現存)也”とあり、祐學院(p.1007)や持福院(p.994)の場所の変遷についても書かれていました。そこで、これらの場所に関する情報を元に『名古屋市史』などの地図を調べました。
- 事前調査事項
- NDC
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- 寺院.僧職 (185 9版)
- 参考資料
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- 『名古屋市史 第1 社寺編』 名古屋市/編 愛知県郷土資料刊行会 1980年 p.547,994,1007
- 『名古屋市史 第9 地図』 名古屋市/編 愛知県郷土資料刊行会 1980年 「(一)元文3年名古屋圖 四枚之内第四號」「(一一)熱田神領字入圖」
- 『尾張国町村絵図 名古屋市域編』 徳川黎明会/編 国書刊行会 1988年 「98 熱田①」「98 熱田②」
- 『熱田区の歴史』 三渡俊一郎/著 愛知県郷土資料刊行会 2006年 p.207,210,216
- 『熱田神宮の歴史と文化財』 熱田神宮文化部文化課/編集 熱田神宮宮庁 2005年 p.35
- 『尾張古地図集』 小田切春江/画 愛知県郷土資料刊行会 1978年 12図
- 市史資料地図「張府細見之図」 市20-113
- キーワード
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- 熱田四観音
- 澤観音
- 宮谷観音
- 夢違観音
- 【だん】峯山観音
- 断夫山
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000072751