レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/12/04
- 登録日時
- 2010/03/26 02:10
- 更新日時
- 2010/03/26 02:10
- 管理番号
- 千県中新聞-2009-0007
- 質問
-
解決
1951(昭和26)年11月24日、25日に発生した千葉県勝浦市の大火のときの新聞記事はあるか。
- 回答
-
火事の発生については全国版の夕刊に、詳細や関連記事は千葉版に掲載されている。
掲載されていた記事は次のとおりである(すべて1951(昭和26)年)。
『朝日新聞 夕刊』(全国版)
・11月24日〔2面〕「今暁勝浦(千葉県)で大火 九名焼死 百五十むね焼く」
『毎日新聞 夕刊』(全国版)
・11月24日〔2面〕「今暁勝浦町(千葉)で大火 死者九名 八十四戸焼く」
『朝日新聞 千葉版』
・11月25日4面「大火の勝浦町 焦土から立ち上る 早くも義金50万円 国鉄復興資材を無料輸送」「被災地域は道路を拡張 災害救助法を発動し救護に万全」「発作的に半狂乱 生き残り女中さん悲喜こもごも」「二人の愛児かかえ 涙そそる春代さんの焼死体」
・11月27日4面「勝浦へ救護の手 各地に募金運動 お友達に教科書贈る子供会」「測量始まる 県には対策本部設く」
『毎日新聞 千葉版』
・11月25日4面「流石漁港勝浦の意気 灰燼あびて復興の息吹」「風強く、水道もだめ こたつかお座敷か 出火原因この二点を調査」「取りあえず主食三日分を得配 緊急町会で見舞器金も決る」「県民の同情願う 柴田知事現地視察の訴え救護に万全を 県に災害対策本部設く」
・11月26日4面「収容所はカラッポ 豊漁に活気づく勝浦」「早くて来月上旬か 再建工事都計と睨み合せ」「煙草の火の不始末 原因判明見晴館女中を留置」
・11月27日4面「国庫補助を折衝 勝浦復興へ県部長会議」「僅かに三十四万余円 被災全地域の火災保険」
『読売新聞 千葉版』
・11月25日4面「猛火の跡をゆく 早くも掘立小屋一つ 余燼の中に都計案検討 ふくれ上がった金庫」「町から各戸に二千円 救援米、薬品着く」
・11月26日4面「たち上る被災者 シャツ一枚で焼け跡整理 本格的復興は勝浦都計を待って」「タバコ吸殻から 原因判る」
・11月27日4面「勝浦復興対策 駅-海岸間幹線道路 町への資材は無料輸送」
- 回答プロセス
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この時期の千葉版は検索手段がないので所蔵しているマイクロフィルムを通覧した。全国版は縮刷版で確認した。『読売新聞』(全国版)には該当記事はなかった。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本 (071 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 火事
- 新聞記事
- 勝浦市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000065641