レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/4/1
- 登録日時
- 2019/12/17 00:30
- 更新日時
- 2019/12/19 16:09
- 管理番号
- 葛中-2019030
- 質問
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解決
お花茶屋の地名の由来や歴史を知りたい。
- 回答
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お花茶屋の地名は、1964(昭和39)年住居表示の実施により、上千葉町、下千葉町、亀有町1丁目、本田宝木塚町の各一部を整理統合して新しくつけられた町名です。
昔、葛西用水路(曳舟川)に面した四つ木街道のほとりに、「お花茶屋」と称する茶店があったため、この名がつけられたということです。
『葛飾のむかし話』によると、享保年間のある日、このあたりに三軒の茶店が並んでいましたが、徳川八代将軍吉宗公が鷹狩りの途次、にわかに腹痛を起こしたのですが、付近の新左衛門茶屋と称する店で、娘お花の手厚い看護によって病気が全快したので、将軍家から「お花茶屋」の名称を賜ったものと言われています。そのとき以来、将軍が葛西にお成りの節はかならずお花茶屋で休息することを通例とし、お花の献ずる一服の茶で素朴な葛西情緒を楽しまれたということです。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 参考資料
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1 『かつしかの地名と歴史』 葛飾区郷土と天文の博物館/編 葛飾区郷土と天文の博物館 2003
2 『葛飾のむかし話』 葛飾区児童館職員研究会図書グループ編 花山宥善画 葛飾区児童部児童課 1984
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1 『かつしかの地名と歴史』 葛飾区郷土と天文の博物館/編 葛飾区郷土と天文の博物館 2003
- キーワード
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- 葛飾区,地名,お花茶屋
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000270785