レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/03/31
- 登録日時
- 2011/04/23 02:01
- 更新日時
- 2014/03/04 10:58
- 管理番号
- 1000000314
- 質問
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解決
伊江島でガジュマルの樹の上に日本兵が隠れていて、戦後までいたという話があり、何かの本に書かれているとのこと。その本を知りたい。
- 回答
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『伊江村史 下巻』(伊江村役場、1980年)p458~461に「樹上で二年の逃亡生活」として佐次田秀順氏の体験を聞き書きしたものが載っている。それによると佐次田氏と宮崎出身の山口氏が終戦を知らず二年間樹上に隠れて暮らしていたとのこと。p400にはそのガジマルの樹の写真も掲載されている。
『ぬちどぅたから 木の上でくらした二年間』(真鍋和子、汐文社、1991年)は、佐次田氏と山口氏の実話に基づいた物語。
視聴覚作品では以下の資料(ビデオテープ)があるが、当館に所蔵なし。
県内では、石垣市立図書館、うるま市立図書館、豊見城市立中央図書館、琉球大学付属図書館、沖縄国際大学図書館が所蔵している。
『ガジュマルは生きている-秀順オジーが2年間暮らしたガジュマルの木-』(企画・製作:「ガジュマルは生きている」製作委員会)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 歴史 (2)
- 参考資料
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- 1 伊江村史 下巻 伊江村史編集委員会∥編 伊江村役場 1980.3 K21/I21/2 458-461
- 2 ぬちどぅたから 真鍋 和子∥作 汐文社 1991.8 K909/MA43/
- キーワード
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- 沖縄戦
- 日本兵
- 伊江村
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 当館所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000085467