レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年8月10日
- 登録日時
- 2018/10/28 12:05
- 更新日時
- 2018/10/30 11:45
- 管理番号
- 県立長野-18-079
- 質問
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未解決
「花合わせ」という長野市豊野(旧上水内郡豊野町)の花札の遊び方について、記載のある資料を紹介してほしい。一般的な「花合わせ」としての「馬鹿っ花」や「八八」とは遊び方が異なる。昭和30年代に家族で正月に遊んだ記憶がある。
「花わせ」「すった」「すざかっぱな」とも呼んでいた。
- 回答
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不明。
『豊野町の民俗と地区誌』豊野町誌刊行委員会編・刊 1998(豊野町誌 3)【N212/18a/3】p.134 に、男の子の家の中の遊びの一つにあげられていた。また、『長野県史 民俗編 第4巻(3)北信地方 ことばと伝承』長野県編 長野県誌刊行会 1986【N209/11-3/4-3】p.222には、若衆の遊び、賭け事、また家族で行う正月の娯楽としてあげられていたが、遊び方の記載はない。
- 回答プロセス
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1. 旧・豊野町を中心に、北信地域の市町村誌の民俗編を見ていく。正月の遊びとしての記述はいくつかあったが、遊び方の記載のあるものはない。
2.『長野県方言辞典』馬瀬良雄編 信濃毎日新聞社 2010【N880/26】p.403 に花札や遊びの名称として、「はな」「はなあせ」があったが、諏訪地方、松塩筑地方の方言のようだ。
3. 郷土分類N384、N386 の子どもの遊びや年中行事の棚を見ていくが、遊び方を紹介している資料は確認できなかった。
調査済み資料
・『須坂市誌 第2巻地誌・民俗編』須坂市編・刊 2014【N214/119/2】
・『日本国語大辞典』第2版 小学館 2001【813.1/ショ/10】
・『日本大百科全書18』小学館 1987【031/ニホ/18】
・『世界大百科事典』平凡社 2007【031/セカ/22】
・『日本こどものあそび大図鑑』笹間義彦著 遊子館 2005【384.5/サヨ】
・『伝承遊びのすすめ』清水驍著 教育出版 1977【798/シ】
・『花と賽』樋口清之ほか著 エレック社 1975【797/1】
・『童遊文化史2』半澤敏郎著 東京書籍 1980【384.5/ハト/2】
・『村の遊び日』古川貞雄著 農山漁村文化協会 2003【N386/132】
- 事前調査事項
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『花札』江橋崇 法政大学出版局 2014 (ものと人間の文化史167)【797.1/エタ】
- NDC
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- 射倖ゲーム (797 8版)
- 社会.家庭生活の習俗 (384 8版)
- 風俗習慣.民俗学.民族学 (380 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- 花札
- 花合わせ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000244540