レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年04月23日
- 登録日時
- 2018/08/10 11:30
- 更新日時
- 2018/12/06 16:30
- 管理番号
- 埼熊-2018-032
- 質問
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解決
さいたま市の慈恩寺には二十八部衆像があるが、そのうちの阿修羅像の写真が掲載されている資料があるか。
できれば全体のカラー写真がよい。
- 回答
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像全体の写真は見つからなかったが、下記の資料に像の一部のカラー写真や二十八部衆像についての記述があったため、紹介した。
『坂東三十三カ所めぐり 楽学ブックス』(内田和浩文 宮地工写真 JTBパブリッシング 2016)
p57-59「慈恩寺」
p59「内陣にはこのほかに、千手観音菩薩の眷属である二十八部衆の彫像も安置されている。」
「二十八部衆は古代インドに起源を持つ天部の神々。その多くが武神の姿で表わされる。」として、カラー写真あり。
- 回答プロセス
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1 自館目録を〈慈恩寺〉で検索する。
『慈恩寺 岩槻 さきたま文庫 5』(新井浩文文・写真 さきたま出版会 1989)
p38に「木造二十八部衆像」の一部の白黒写真あり。阿修羅像は特定できず。
p4に「鎌倉時代から続く坂東三十三番札所の第十二番札所として」とあり。
『岩槻史林 第17号 慈恩寺六十六坊調査報告書』(岩槻地方史研究会 1986)
該当する記述なし。写真なし。
2 自館目録を〈坂東三十三〉で検索する。
『坂東三十三カ所めぐり 楽学ブックス』(回答資料)
『坂東三十三所観音巡礼 法話と札所案内』(坂東札所霊場会編 朱鷺書房 2006)
p62-65「慈恩寺」二十八部衆像について記述なし。写真なし。
『坂東三十三カ所を歩く 観音さまとご縁をつなぐ心の旅 歩く旅シリーズ古寺巡礼』(芦澤武仁写真 山と渓谷社 2006)
p50-52「慈恩寺」二十八部衆像について記述なし。写真なし。
『坂東三十三カ所めぐり 鎌倉時代に始まる観音霊場の旅へ 楽学ブックス』(安宅夏夫文 大和田秀樹写真 JTBパブリッシング 2008)
p42-43「慈恩寺」二十八部衆像について記述なし。写真なし。
3 自館目録を〈岩槻 & 仏〉で検索する。
『岩槻市の仏像調査報告書 岩槻市文化財調査報告書 第8号』(岩槻市教育委員会 1980)
該当の写真なし。
4 岩槻に関する資料を確認する。
『岩槻市史 民俗史料編』(岩槻市市史編さん室 1984)
p735「慈恩寺」について記述があるが二十八部衆像の記述なし。写真なし。
『岩槻大百科』(二十五周年記念事業実行委員 岩槻地方史研究会 1994)
p110「慈恩寺」について記述があるが二十八部衆像の記述なし。写真なし。
『さいたま市の昭和 写真アルバム』(いき出版 2013)
二十八部衆像について記述なし。写真なし。
5 自館目録を〈書名:仏像 & 書誌種別:埼玉資料〉で検索する。
『埼玉の仏像巡礼』(青木忠雄著 幹書房 2011)
『関東古寺の仏像』(川尻祐治編 芸艸堂 1976)
慈恩寺の記載なし。
6 自館目録を〈さいたま & 寺 & 書誌種別:埼玉資料〉で検索する。
『さいたま寺社めぐり 夫婦で訪ねた四季の寺社76選』(花井泰子文 花井敬写真 幹書房 1999)
p8-9「慈恩寺」あり。二十八部衆像について記述なし。写真なし。
- 事前調査事項
- NDC
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- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 仏教 (180 9版)
- 仏像 (718 9版)
- 参考資料
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- 『坂東三十三カ所めぐり 楽学ブックス』(内田和浩文 宮地工写真 JTBパブリッシング 2016) , ISBN 978-4-533-10957-7
- キーワード
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- 慈恩寺(さいたま市)
- 阿修羅像
- 二十八部衆
- 坂東三十三カ所
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000240393