レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/12/01
- 登録日時
- 2015/01/16 00:30
- 更新日時
- 2015/01/16 00:30
- 管理番号
- 滋2014-0086
- 質問
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解決
園城寺(三井寺)の梵鐘のうち、慶長7年制作の新鐘の銘文の概要を知りたい。
- 回答
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慶長7年(1602)制作の新鐘は近江八景の1つ「三井晩鐘」として知られており、滋賀県指定文化財です。『不死鳥の寺 三井寺』によりますと、銘文の概要は「(前略)園城寺長吏道澄の撰になる長文の銘が刻まれている。それによれば、俵藤太が当時に寄進した祇園精舎の鐘(弁慶引擢鐘を指す)に倣って、慶長七年に大工杉本家次が新鋳したことが知られる。(後略)(山下)」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 各宗 (188 8版)
- 参考資料
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- 1 不死鳥の寺三井寺 園城寺∥編集 園城寺 1990年 SB-1811- 90 p.121
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2 園城寺之研究 天台宗寺門派御遠忌事務局∥編纂 思文閣出版 1978年 S1811 p.504-507 -
3 三井寺秘宝展 東京国立博物館∥[ほか]編 日本経済新聞社 1990年 S1811 p.141-142,152 -
4 近江輿地志略 全 寒川辰清∥著 宇野健一∥改訂校註 弘文堂書店 1976年 S2900 p.140-141
- キーワード
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- 園城寺
- 三井寺
- 三井晩鐘
- 近江八景
- 滋賀県指定文化財
- 道澄
- 俵藤太
- 藤原秀郷
- 弁慶引擢鐘
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000166222