このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000195840
提供館
(Library)
仙台市民図書館 (2210011)管理番号
(Control number)
広瀬2016-事2
事例作成日
(Creation date)
登録日時
(Registration date)
2016年08月14日 13時54分更新日時
(Last update)
2016年11月11日 19時37分
質問
(Question)
昔、アンデルセンの「ナマリの兵隊」という本を読んだ。
もう一度読みたいと思って探したら、「スズの兵隊」というタイトルになっていた。記憶違いだったのだろうか?
回答
(Answer)
この作品の原題は「Den Standhafting Tinsoldat」(デンマーク語)で、日本では1903年(明治36年)に藤井紫影が帝国文学という雑誌で、「鉛の兵隊」というタイトルで初訳した。「Tin」という単語はデンマーク語や英語では「スズ」という意味であり、大正期以降は「錫の兵隊」と訳されることが多くなっていった。
1954年(昭和29年)に岩波書店から出版された『岩波の子どもの本』シリーズでも「ナマリの兵隊」で出されたが、1996年に「スズの兵隊」に改訳。
他にも小学館から「しっかりもののすずのへいたい」、冨山房からは「一本足のヘイタイ」というタイトルで出版された。
回答プロセス
(Answering process)
「ヘイタイ アンデルセン」で蔵書検索し、スズとナマリ両方のタイトルがあることがわかった。「ナマリ」と訳されている本は、仙台市図書館の所蔵では1976年岩波書店から出版されたものだけで、他の本は「スズ」となっている。何冊かの本を読み比べ、訳の違いは多少あるが同じ内容のものであることを確認した。
また、児童文学の翻訳に関する本で、アンデルセンの作品がどのように翻訳されてきたかを調べた。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
叢書.全集.選集  (908)
その他のゲルマン文学  (949)
参考資料
(Reference materials)
『スズの兵隊』 アンデルセン/作 岩波書店 1996年
『図説児童文学翻訳大事典 第2巻』 
児童文学翻訳大事典編集委員会/編 大空社 2007年
『児童文学翻訳作品総覧 5 北欧・南欧編』 川戸道昭/編 大空社 2005年
『ナマリの兵隊』 アンデルセン/著 岩波書店 1976年
『ハンス・クリスチャン・アンデルセン』 鈴木徹郎/著 東京書籍 1979年
『デンマーク語辞典』 古城健志/編著 大学書林 1993年
キーワード
(Keywords)
アンデルセン
童話
スズの兵隊
ナマリの兵隊
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査 所蔵調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000195840解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
Twitter

このデータベースについて
国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、調べ物のためのデータベースです。詳細

活用法

刊行物・グッズ
新着データ
最近のアクセスランキング
レファ協PickUP!