レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/7/26
- 登録日時
- 2007/10/30 02:11
- 更新日時
- 2021/02/25 16:23
- 管理番号
- 児童-2007-01
- 質問
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小学校の入学式に祝電で紹介されたアンデルセンの「マロニエ」の話を探している。嵐になっても、風が吹いてもすくすく育つという内容だった。
- 回答
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『アンデルセン童話集』を1作ずつ見ていくと、「木の精ドリアーデ」が、マロニエの話であることがわかる(資料1)。内容は、田舎で育ったマロニエに宿る木の妖精ドリアーデが、都会に憧れ、パリの万国博覧会に植えられるが、虚栄に満ちた会場をさまよううち、姿が消え、マロニエの木も枯れるという物語である。お話全体のメッセージとしては祝電の内容と合わないが、冒頭の「マロニエの木は、(中略)空気は太陽の光をすいこみ、露や雨をのみ、時にはやむをえないことですが、強い風にゆすぶられたり、もまれたりしました。それも教育の一つなのです」という部分が、重なるかと思われる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- ドイツ文学 (940 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】 完訳アンデルセン童話集 第7 / アンデルセン∥著 / 岩波書店 , 1984 ( 岩波文庫 ) <K/949/ア9/18-7>
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000038510