レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/05/28
- 登録日時
- 2013/12/26 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:35
- 管理番号
- M13080713465967
- 質問
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菅茶山の七言絶句「鐘馗」の、解釈、詩作の経緯など詳しく紹介された資料がないか。
- 回答
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①『新釈漢文大系45 日本漢詩 上』に「鐘馗」の題意が詳しく紹介されている。鐘馗の伝説についても詳しい。他に通釈、語釈もある。
②『茶山詩五百首』には、「鐘馗」の書き下しと簡単な解釈がある。
題材である「鐘馗」については、③『道教事典』(平河出版社、1994)に①と同様の伝説が記載されている。
④『支那民俗誌』にも鐘馗に関する説話や俗信、「日本にまでも伝わって、端午の節句には無くてはならぬ景物になって」いることや、門神としての鐘馗図などの掲載もある。
詩作の経緯についての資料は、当館資料では見つからなかった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 漢詩文.日本漢文学 (919 9版)
- 参考資料
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①『新釈漢文大系 45 日本漢詩 上』 明治書院,1978,401p. 参照はp.228-229.
②島谷真三「『茶山五百首』福山市 児島書店,1975,562p. 参照はp.165-166.
③野口鉄郎[ほか]編集『道教事典』 平河出版社,1994,8,805p. 参照はp.270-271.
④永尾龍造『支那民俗誌 第一巻』 国書刊行会,1975,672,31p. 参照はp.291-304.
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①『新釈漢文大系 45 日本漢詩 上』 明治書院,1978,401p. 参照はp.228-229.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2013080713473765967
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000142379