レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20220827
- 登録日時
- 2022/11/22 00:31
- 更新日時
- 2022/11/22 17:05
- 管理番号
- 0000202309
- 質問
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解決
牛あらひ集の題名の由来を知りたい
- 回答
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次の資料に記載がありました。
(1)『佐賀の文学』 佐賀の文学編集委員会/編 新郷土刊行協会 1987
p.67-68
この地の俳壇は、曙庵梅調(弘化三年没)の登場で再び活気を呈する。梅調は古賀村の庄屋古賀十左衛門、京都の梅室雪雄に学んだ。(中略)書名は、田代の牛原にある手石に酒を注ぐといかなる晴天でも雨になるという、この地の伝説に由来するという。
p.376-377
いったん沈滞したこの地方の俳壇を再び盛んにしたのは古賀村庄屋の曙庵梅調(古賀十左衛門、宝暦十三-弘化三、一七六三-一八四六)である。(中略)題名の「牛あらひ」は、古賀村に伝わる牛に似た雨乞い石を「洗う」行事に由来し、酒をふりかければ霊験あらたかと、序に梅調が記している。
(2)『佐賀県史 中巻』 佐賀県史編さん委員会/編 佐賀県 1968
p.780
『牛あらひ集』は文政二年に刊行されたが、『牛あらひ集』のいわれについては古賀村に牛石という石があり、雨乞いの祭に酒で石えお洗うと雨が降るという民間行事に由来することが序文に書かれている。
また、下記資料に『牛あらひ集』の本文が記載されておりましたので参考に御紹介します。
(3)『佐賀県近世史料 第9編第1巻』 佐賀県立図書館/編 佐賀県立図書館 2004
p.2-3
幕末近くになると地域は限られるが、花の本流の進出が目立ってくる。その例として、対馬藩領である田代の梅調が編んだ『牛あらひ集』を収めた。
p.318-335
牛あらひ集の本文記載あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 小説.物語 (913)
- 参考資料
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(1)『佐賀の文学』 佐賀の文学編集委員会/編 新郷土刊行協会 1987
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001905237-00 -
(2)『佐賀県史 中巻』 佐賀県史編さん委員会/編 佐賀県 1968
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I071251026-00 -
(3)『佐賀県近世史料 第9編第1巻』 佐賀県立図書館/編 佐賀県立図書館 2004
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I005873311-00
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(1)『佐賀の文学』 佐賀の文学編集委員会/編 新郷土刊行協会 1987
- キーワード
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- 牛あらひ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000324466