レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年06月01日
- 登録日時
- 2022/08/19 10:47
- 更新日時
- 2022/11/24 13:47
- 管理番号
- 00000154
- 質問
-
解決
戦時中の菊島隆三について書いてある資料を見たい。
- 回答
-
以下の図書に参考となる記載がある。
『日本シナリオ文学全集 4 (菊島隆三集)』(理論社 1955)
:P.250「いま、脚の関節を痛め、松葉杖をついている彼の姿からはちょっと想像出来ないが、菊島隆三は、中学時代、野球の選手だった。 ―中略― 関節を痛めて以後の彼は、野球を見たり、語ったりしか出来ない。」
『日本のシナリオ作家たち 創作の秘密』(田山 力哉/著 ダヴィッド社 1978)
:P.105「戦争が激化してきた時、菊島は徴用逃れに軍需工場へ入ったが、やがて昭和二〇年の終戦、お坊っちゃん育ちでさしたる生活エネルギーも持っていなかった彼は、残された鉄筋の蔵の中の物を売り食いする筍生活をする以外に策がなかった。」
『菊島隆三人とシナリオ』(菊島 隆三/[著] シナリオ作家協会「菊島隆三人とシナリオ」出版委員会/編 シナリオ作家協会 1999.5)
:P.15「昭和十六年に戦時統制令で店をたたまねばならなくなる。そこで府県繊維統制会社に勤め、経理課長の椅子に坐る。」
「シナリオ」12巻10号(シナリオ作家協会 1956.10)
:P.23「昭和十六年、戦時統制令で廃業、菊島は新しくできた織物統制会社に経理課長として入社した。―中略― ところが戦局の切迫につれ、徴用は激しくなるばかりだし、老人の失業者は多くなる一方だ。そこで彼は昭和十九年、統制会社をやめて、軍需工場に入つた。海軍の指定工場で原価計算表を作成するのが彼の仕事だつた。」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 戯曲 (912 10版)
- 日本文学 (910 10版)
- 個人伝記 (289 10版)
- 参考資料
-
-
日本シナリオ文学全集 第4 (菊島隆三集). 理論社, 1955.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000985450-00 (P.250) -
田山力哉 著 , 日本のシナリオ作家たち : 創作の秘密. ダヴィッド社, 1978.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001366881-00 (P.105) -
菊島隆三 [ほか著] , シナリオ作家協会「菊島隆三人とシナリオ」出版委員会 編 , 菊島隆三人とシナリオ. シナリオ作家協会, 1999.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002827697-00 , ISBN 4915048098 (P.15) -
シナリオ 12巻10号, シナリオ作家協会, 1956.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000010312-00 (P.23)
-
日本シナリオ文学全集 第4 (菊島隆三集). 理論社, 1955.
- キーワード
-
- 菊島隆三
- 脚本家
- シナリオ作家
- 伝記
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000320064