レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年01月10日
- 登録日時
- 2020/05/14 16:39
- 更新日時
- 2020/05/16 12:10
- 管理番号
- 0000110835
- 質問
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解決
三笠宮崇仁親王が72歳ごろ詠まれた「ようやくに母の心の想われて知らざりし若き日よくゆ」という歌が載っている本を探している。
- 回答
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下記資料1に、ほぼ同様の歌が収録されている。昭和53年(1978年)度の歌会始のときのもので、御題は「母」。
「やうやくに母の心の想はれてなにも知らざりし若き日を悔ゆ 崇仁親王」
- 回答プロセス
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三笠宮崇仁親王の歌集を探す。
自館蔵書検索にて、責任表示「三笠宮」で検索、『句集 初雪』(新樹社,1957)がヒット。句集であり、年代も異なる。全文「三笠宮」で検索、歌集らしきものヒットなし。
皇族の歌集を探す。
自当館蔵書検索にて、全文「皇族 歌集」で検索。歌会始の資料がヒット。
Google及びGoogleBook検索にて、完全一致「母の心の想われて」「若き日よくゆ」で検索、ヒットなし。
Googleにて「三笠宮」「和歌」で検索、歌会始で皇族が歌を詠まれることにあらためて気づく。崇仁親王は大正15年(1915年)生れなので、72歳のとき1988年(昭和63年)前後。以下のウェブページに昭和22年(1947年)からのお題一覧あり。
宮内庁:お題一覧(最終確認日:2020年5月13日、以下同)
https://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/odai.html
昭和63年のお題は「車」で、和歌も異なる。お題が「母」なのは昭和53年(1978年)で、崇仁親王の「やうやくに」の歌あり。
宮内庁:昭和53年歌会始お題「母」
https://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/utakai-s53.html
昭和53年の歌会始の句が収録された資料を探す。資料1にあり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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1.菊葉文化協会 編 , 菊葉文化協会. 宮中歌会始. 毎日新聞社, 1995.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002401970-00 , ISBN 4620105201 (p252)
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1.菊葉文化協会 編 , 菊葉文化協会. 宮中歌会始. 毎日新聞社, 1995.
- キーワード
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- 皇族
- 和歌
- 歌集
- 歌会始
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000282124