レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年10月19日
- 登録日時
- 2014/03/27 00:30
- 更新日時
- 2014/05/24 23:03
- 管理番号
- A0009
- 質問
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解決
ファンタジーというジャンルを『きつねの窓』の読み方を基にして、他のファンタジー作品と読みあうので、ファンタジーの本を提供してほしい。
(小学校6年国語の授業)
- 回答
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安房直子、宮沢賢治、柏葉幸子、他ファンタジーの物語を提供。主な資料を下記に紹介します。
『つみきのいえ』(平田研也 白泉社)
海の町でひとり暮しするおじいさんはの家は、上へ上へと増築していったもの。
その町は、すこしずつ海面が上昇しており、その度に今の家の上に新しい家を積み重ねていったのだ。 ある日、自宅の増築中に工具を落としてしまい、おじいさんは海中へ。
かつて住んでいた家を下へ下へと訪れることで、自らの思い出も よみがえってくる。深く深く海底に積み重なった家は、おじいさんの人生であり、 生きた証。 心があたたまる一冊
『霧のむこうのふしぎな町』(柏葉幸子 講談社)
6年生のリナは夏休み一人で旅に出た。道案内はピエロの絵がついた水玉の傘。 霧の谷の森を抜け、霧が晴れた後、赤やクリーム色の洋館が立ち並ぶ、きれいでどこか風変わりな町が現れた。リナが出会った、めちゃくちゃ通りに住んでいる、へんてこりんな人々との毎日。りなは、いろんな仕事をし、いろんな人に出会って大人になりました。
『トムは真夜中の庭で』(フィリパ・ピアス 岩波書店)
祖母にあずけられ、眠れないトムは、真夜中大きな時計が”13”時を打つのをきいてしまう。ドアの向こうに見たことのない庭が・・・不思議な夜が始まる!そこで、ハティという孤独の少女と出会う。トムはかりそめにすぎない”時”を永遠に変えようとするのだが・・最後がとても心に残ります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 文学 (900)
- 参考資料
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平田研也 著. つみきのいえ. 白泉社. 2008年
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009722135-00 , ISBN 9784592761310 -
柏葉幸子著. 霧のむこうのふしぎな町. 講談社
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001490247-00 , ISBN 4061860283 -
フィリパ・ピアス. トムは真夜中の庭で. 岩波書店.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I003565766-00 , ISBN 4001108240
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平田研也 著. つみきのいえ. 白泉社. 2008年
- キーワード
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- 国語教育
- ファンタジー
- きつねの窓
- 安房直子
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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東京学芸大学「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」
A0009 小学校6年国語事例
上記リンク先には、学習指導案 ブックリスト掲載。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- ファンタジー文学
- 質問者区分
- 教員
- 登録番号
- 1000151266