以下の資料に関連の記述を確認しました。
・『日本国語大辞典 第7巻(しゆんふ-せりお) 第2版』(日本国語大辞典第二版編集委員会/編,小学館国語辞典編集部/編 小学館 2001)
p.367「しょしん忘(わす)るべからず」の項があります。世阿彌著『花鏡』(1242)の「奥段」にある語で、「能楽で若いころに学んだ芸や…(略)…初めての経験を忘れてはいけないという教え」等の意味が記述されています。
・『日本の名著 世阿弥 10』(世阿弥/著,山崎正和/編 中央公論社 1969)
p.165-199「花鏡」(山﨑正和訳)が収録されています。p.195-199「奥の段」の項があり、「すなわち、初心忘るべからず、という教えである。」とあります。そのあとには詳細な説明があり、世阿弥の意図したところが読み取れます。
・『世阿弥芸術論集 新潮日本古典集成』(田中裕/校注 新潮社 1976)
p.115-161「花鏡」が原文で収録されており、p.155-161「奥段」の項があります。
・『世阿弥能楽論集』(世阿弥/〔著〕,小西甚一/編訳 たちばな出版 2004)
p.188-238「花鏡」が原文と現代語訳で収録されており、p.231-238「奥段」の項があります。
また、染筆を務めたのは第四〇~四三代栃木県知事の横川信夫氏であり、以下の資料に関連の記述を確認しました。
・『栃木県歴史人物事典』(栃木県歴史人物事典編纂委員会/編集 下野新聞社 1995)
p.631「横川信夫(よこかわ のぶお)」の項があります。略歴や知事としての功績について記述されています。
・『栃木県大百科事典』(栃木県大百科事典刊行会/編、発行 1980)
p.738「よこかわのぶお 横川信夫」の項があります。略歴等が記述されています。
・『郷土歴史人物事典栃木』(尾島利雄/編著,柏村祐司/編著 第一法規出版 1977)
p.127「横川信夫」の項があり、簡易な記述があります。
・『とちぎ20世紀 下巻』(下野新聞「とちぎ20世紀」取材班/編 下野新聞社 2001)
p.96-101「県政のリーダー 横川信夫」の項があります。人柄や知事としての功績について記述されています。
・『日本の歴代知事 第1巻 下 改訂版』(歴代知事編纂会/編、発行 1981)
p.655-656「横川信夫」の項があります。略歴や治績が掲載されています。
以下の資料は関連の記述を確認できませんでした。
・『中国故事成語大辞典』(和泉新/編,佐藤保/編 東京堂出版 1992)
・『出典のわかる故事成語・成句辞典』(遠藤哲夫/著 明治書院 2005)
・『三省堂中国故事成語辞典』(金岡照光/編 三省堂 1991)